POP+N☆CHOCOLATE ペタしてね

ご無沙汰しております、karikoです。


『SEX AND THE CITY2』を借りてきて観た。レンタル開始から早々に。


周りにこの趣味の合う友達がいない為…一人で映画館に行く勇気も無く、レンタルを心待ちにしておりました。


この作品はあまりにも有名なので、多分ご存知かと思いますが、

キャリー、ミランダ、サマンサ、シャーロット…性格もタイプも違う女性ニューヨーカー4人が主人公の物語で、恋愛と仕事と友情、ゴージャスなファッションも見どころです。


この『SEX AND THE CITY』を語るのになんで“映画を勝手に語る会”…のシリーズにしないの?と数少ないブログ読者の方は思ってくれるかもしれないですが。


実はこの作品、ドラマシリーズから映画化までずーっと観続けていて、他の作品と違いちょっとした思い入れがあるので、“勝手に~”シリーズのくくりには入れませんでした。



---まだこれが映画化されるずっとずっと昔。私がまだ上京もせず地元にいた頃。


地元にいる頃は、毎日当たり前のように遊んでいた親友。彼女は“T”という名前で3歳からの幼なじみ。そして大人になった今でも一番の親友。


Tに『これ面白いよ』と奨められて、家でレンタルしてドラマシリーズを一緒に観たのが始まり。『SEX AND THE CITY』をいつも2人で観てた。


ドラマの内容をあーだこーだ言ったり、主人公たちのファッションやライフスタイルに憧れたりした。そして私達自身の恋愛に重ねてみたこともあった。


『これ自分だったらどうする?』


『なんか今してる恋愛に似てるかも~。』


『私はミランダタイプかな。Tはキャリータイプだね。』


なんて。


主人公4人はシリーズを通して奔放な恋愛を重ねますが(映画はクライマックス編なのでもう運命の人に落ち着いてます…サマンサ以外は。笑)それよりも4人の友情がすごくいいな。と、いつも思います。


結局言えるのは“男は変わっても女の友情は変わらない。”ということ。


結婚したり、子供が出来たり、でも自分は自分でいたい、仕事もしたい。それぞれがいろんな悩みに直面して。そんな現実から逃避するかのようにたまに集まり、アラフォーとは思えないくらいキャピキャピはしゃいで。


そう。永遠のGIRLSなんですよね、4人は。


たまに喧嘩もするけど、ぶっちゃけて話せて、いつも楽しくって、お互いを信じてる。なかなか簡単にはこんな深い絆の友達って出来ない。だからとても羨ましい。


私とTもずーっと一緒だった。私が上京するまでは。


いつも悩んでること全てぶちまけて、仕事があるのによく朝まで語った。泣くときは思いっきり。笑う時は腹筋が痛くなる程にはしゃいだ。


恋愛だけじゃなく、自分達2人の友情も重ねて観てたのかもしれない。


だから劇中の主人公達の行動に共感したり、時には反論したり。まるで観ている自分もその主人公達の一員かのように一喜一憂してしまう。数多くの“女子系”海外ドラマがある中で、この作品が映画化まで格上げされているのは、世界中の女性に愛されているからでしょう。


たまにふっと寂しくなる。本当は1人じゃなく2人で『SEX AND THE CITY』のつづき、観たかったなと。



あの時、上京することを最初に打ち明けたのはTにでした。


地元で就職していたにもかかわらず、社会人になってもやっぱりデザインの仕事を諦められなくて、“東京で専門に通って、デザイナーになる”という夢を選んだ私。


あの時、一番寂しがっていたのも、一番応援してくれたのもTでした。


東京に来てからも、くじけそうになって何度、地元のTに泣きながら電話したことだろう。


あれから数年。夢は一応…叶ってるのだろうか。いや、まだまだ夢の途中。もっと実力のあるデザイナーになっていきたい。


彼女はいつも私の“マリア様”のような“菩薩”のような大きく包み込んでくれる存在。


そんなTも去年結婚して、今はもうすぐ産まれる子供のママになろうとしています。

Tなら絶対いいママになる。そしていいお嫁さんだし。本当に、たくさんたくさん幸せになってほしい。


今ではそれぞれの場所でそれぞれの人生を送っていて。まるで『SEX AND THE CITY』の主人公達のように、状況は変わり、成長もする。


でも私達も4人のパワーに負けじと“永遠のGIRLS”でいたいなラブラブって思った。


P.S. あんま更新しないくせに、たまに更新するとやたら長文…ガーンすんません。