上唇のフィラー(またはフィラーデザイン)は、唇全体の形を整える役割を果たし、非常に重要な要素です。上唇のデザインは主に「凹型」と「凸型」に分けられ、選択する形によって、唇全体の印象が大きく変わります。今回は、デュ唇やキュー唇を含む凹型の上唇デザインの長所と短所について詳しく説明します。
凹型の上唇とはどのような唇か?
上の写真は凹型の上唇デザインです。上唇の中央部分を強調し、人中窩と上唇の中央部分デザインが加えられています。そして、口角のあげ輪郭ンを整え、全体的な上唇のラインが凹んでいるのが特徴です。
側面から見ると、人中窩の形がCカーブを描くように凹んでデザインされ、中央の人中を短くする効果があります。その代わりに、上唇の中央部分にフィラーを多く注入するため、上唇の突出が若干現れることになります。
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この上唇の形は、一般的に「デュ唇」や「キュー唇」と呼ばれるデザインです。可愛らしく若々しい印象を与える一方で、自然な魅力が少し失われることがあります。そのため、かつては多くの人が求めていたデザインですが、最近では自然さを重視する傾向が強く、避ける人が増えているようです。
自然じゃないのは嫌です…!
デュ唇やキュー唇には絶対ならないようにしてください!
ここでの問題は、無条件に避けることです。凹型の上唇デザインが自然でないという認識が広まる中で、ウェーブラインや口角リフト、唇山、口唇溝デザインなどを無理に避けるべきだと考える人が増えていますが、これは非常に誤った考え方です。
実際、凹型上唇デザインが必要なケースは多く、状況によっては口角上げが必須であったり、上唇の中央部分を強調する必要があることもよくあります。そして最も重要なのは、これらのデザイン要素を取り入れても、誰もがデュ唇やキュー唇になるわけではないという点です。
いくつかの施術例を見て、さらに詳しく説明します。
まず、上唇が凸型の場合についてです。凸型の唇は、視覚的に唇が短く見える効果があります。実際に唇の長さが短い場合、さらに凸型にすると唇が余計に短く見え、顔の成熟感が失われ、幼い印象を与えることになります。
このような場合には、必ず凹型の上唇デザインが必要です。上唇の中央部分を整え、なめらかに続く唇の輪郭を作り、適切な口角リフトを加える必要があります。この時のポイントは、口角リフトを控えめに行うことです。口角が少しでも過剰にリフトされると、外側の口唇溝が長くなり、唇自体が美しくても顔全体のバランスが崩れることがあるからです。
顔の立体感が非常に重要であることは、誰でも理解していることです。唇も顔の立体感を形成する重要な部位の一つです。したがって、唇の立体感が不足していると、平坦で退屈な印象を与えることになります。
唇の立体感が不足している場合にも、凹型上唇デザインが有効です。上唇の中央部分を外に出し、口唇溝の形をCカーブに整えることで、立体感を強調できます。この時のポイントは、唇が過度に突き出ることを避けることです。凹型上唇デザインでは、ある程度の突き出しは避けられませんが、その程度が美しさを損なわないようにデザインを調整する必要があります。
中央の口唇溝が長く見える場合にも、凹型上唇デザインが有効です。上唇の中央部分を調整することで、唇を少し持ち上げ、中央の口唇溝の長さを短縮することができます。
上の写真では、中央の口唇溝が短くなったことが確認できますが、反対に口角リフトラインがぼんやりとしたままです。その理由は、前述の通り、外側の口唇溝が比較的長いため、口角をリフトすると外側の口唇溝が長くなってしまうからです。過度に口角をリフトすると、シシトのような唇になってしまう可能性が高くなります。
このように、凹型デザインでも、状況に応じて適切なデザイン要素を加えることが非常に重要です。
デュ唇やキュー唇も、特定の状況では必要なデザインであり、適切に使用すれば、目立たず美しい唇を作ることができます。
最も重要なのは、自分の顔に合った唇のデザインを選ぶことです。自分の顔にはどの唇デザインが最も似合うのか、一度考えてみてください。もし疑問点があれば、いつでもお問い合わせください。
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