当院のすべての唇施術は、顔と調和を取るデザインを最も重要視しています。

唇がどれだけ美しくても、顔と一緒に見たときに調和しないのであれば、美しい唇とは言えません。

顔と調和を取る唇をデザインするためには、「唇を通じてどんなイメージを作りたいのか」が非常に重要です。

今回は、唇で表現するイメージ顔に合った唇デザインをどう作るかについて簡単に説明します。
 

唇で表現できる顔のイメージについて
 

唇は顔の雰囲気を表現する役割を持っています。
セクシーなイメージ、かわいらしいイメージ、清純なイメージ、洗練されたイメージなど、さまざまな雰囲気を演出することができます。

 

 

まず、かわいらしいイメージは、上唇の中央を強調し、下唇は半円形に丸くデザインした唇です。
下唇には多くのボリュームが加えられ、状況に応じて人中窩の強調や口角の輪郭が追加されることもあります。

多くの人がかわいらしい唇に口角フィラーが最も重要だと思うかもしれませんが、そうではありません。

口角を上げると、外側の人中が長くなり、長くなった人中は逆に老けて見える原因となるからです。

そのため、口角は状況に応じて異なる方法で施術されます。

 

 

自然なイメージは、上唇の外側部分に主に注意を払ったデザインです。
ボリューム感も適度に、口角も適度に、輪郭も適度に、すべてが過剰でないように仕上げます。

最近のトレンドに最も合った形で、最も難易度が高いと言えます。
少しでも過剰であれば満足度が低くなり、少しでも足りなければ効果が感じられません。

そのため、「人中窩」や「ライン」、「横の長さ」など、さまざまなポイントの中で顔に合った1つのポイントを加えるのも良い方法です。

 

 

華やかで洗練されたイメージは、唇の横の長さを延ばし、下唇にボックス型のボリューム感を与えた唇デザインです。
また、適度に自然なラインを加えることで、洗練された印象を高め、さらに人中の長さを防ぐ範囲で口角を上げる輪郭を作るのが良いです。

 

 

セクシーなイメージでは、上唇よりも下唇のボリューム感が最も重要です。
下唇の下線を可能な限り直線的に作り、唇全体の面積を広げる方向でデザインを決める必要があります。

自然さがトレンドとなっている現在では好まれることは少なくなりましたが、好む方々は依然として続けているデザインです。

 

顔に合った唇をデザインする際の最も重要な要素
 

唇で表現するイメージは、上記のように「かわいらしい」「セクシー」「華やか」「自然な」など、4つくらいに分けることができます。
そして、当院を含む多くのクリニックでは、上記のような表現を使用して唇フィラーの広告を行っています。

それで、相談時には「かわいくしてください」「自然にしてください」「華やかにしてください」といったリクエストが多く寄せられます。

しかし、施術する医師の立場では、これらの表現を具体的、明確に分類し、デザインを分けていく必要があります。

 

具体的に唇デザインを分けると、おおよそ50種類ほどに分類することができます。

短いまたは長い人中のデザイン、短いまたは長い上唇、下唇の立体感、人中窩の形成、上唇の突出、口角の上げ方など、状況に応じた唇デザインにはそれぞれ個別の特徴や長所・短所があり、望むイメージや顔に合ったデザインを加えることが最も重要なポイントです。

デザインを加える際に、当院で最も重要視している基準は、口腔構造と人中です。
デザインを加える際には、絶対に口腔構造の突出が起こってはならず、人中が長くなってはなりません。

この2つを守ることが、顔と調和を取る唇をデザインする最も重要な要素です。