ここ神戸六甲山で縄張りを争う戦いが今日も繰り広げられている。
「姉さん、そろそろ山ちゃん家 あたちにゆずってもらえまへんか」
「なにゆうてんのや、このアホが」
「ほやかて姉さんも、もう年や」
「獲れるもんなら獲ってみな」
「ほな、獲らしてもらいますわ。覚悟しーや」
「なんや、そんなもんか」
「ええ気になるんとちゃうで」
「顔洗て、出直してきーや」
「こでまり よー聞きや」
「やまちゃん家を預かるにはテッペン獲らなあかんのや」
「なんや、あんたのそのへっぴり腰は」
「へい、姉さんすんまへん」
「あたちはまだまだ山ちゃん家を預かるには早すぎました」
「もういっぺん、穴の中からやり直しさせていもらいます」
「まあええ、こでまり これからは仲良く山ちゃん家を守っていくで !」
「はい、姉さんよろしくおねがいします」
こでまりのメンチ切っているような写真を見ていて山ちゃんが勝手に妄想して作った物語です