肌のお悩みの中でも色素関連の問題は特に長引くケースが多いです。

 

ニキビはある程度ケアされても、その跡に残った色素沈着が数ヶ月続くケースもあり、日光に曝されながら徐々に濃くなったシミや肝斑は、一般的なスキンケアだけでは目立つ変化を期待しにくいです。

 

そのため、色素関連レーザーを探すようになりますが、種類が非常に多様で、どの施術を受けるべきか把握すること自体が容易ではありまん。

 

実際にシミや肝斑に良いというレーザーの口コミを探してみると、同じお悩みを持つ方同士でも経験がかなり異なって現れることが分かります。

 

同じ色素問題でも色素の種類と深さ、肌の状態によって適した施術方式が変わり、使用する機器の方式の違いも結果に影響を与えます。

 

本日はピコシュアトーニングがどんな原理で作動するのか、既存のレーザーと何が違うのかを見ていきます。

 

 

レーザーで色素を扱う方式は大きく二つに分けられます。

 

一つはレーザーエネルギーの熱で色素を分解する方式で、もう一つは短時間に強いエネルギーを届けて、物理的衝撃で色素を細かく砕く方式です。

 

従来よく使用されていたトーニングレーザーは、ナノ秒(10億分の1秒)単位のパルスを使用する方式でした。

 

ピコシュアはここからさらに一段階進んで、ピコ秒、つまり1兆分の1秒単位の超短パルスを使用します。

 

レーザーが肌に留まる時間が極度に短くなる分、周辺組織に伝わる熱エネルギーが減り、色素に集中的な物理的衝撃を加えることが可能になります。

 

ダウンタイムが短く肌への刺激を最小化するため、一般的なレーザートーニングよりピコトーニングを好む方が多いのです。

 

 

 

ピコシュアトーニングは極度に短い時間に強いレーザーエネルギーが伝わると、色素粒子の内部で急激な圧力変化が起こり、この衝撃で色素が非常に小さな破片に粉砕されます。

 

細かく砕かれた色素の破片は、その後体内の免疫細胞によって自然に吸収され排出されるプロセスを経ます。

熱を主な手段として使用する方式に比べて、周辺の肌組織に加わる熱損傷が少ないという点が特徴で、これは施術後の回復期間、つまりダウンタイムが比較的短く、肌への刺激が少ない理由とつながっています。

 

 

ピコシュアトーニングは様々な色素問題に活用されますが、特に次のようなタイプに効果的だと知られています。

✓ シミ

日光曝露が蓄積してできた大小の点形態の色素

 

✓ 色素沈着

ニキビや肌刺激後に残った色素で、炎症後色素沈着

 

✓ 入れ墨の色素

様々な色の色素に対応できる波長を備えています。

 

ただし、肝斑の場合は少し異なるアプローチが必要です。

 

肝斑は単純な色素沈着とは異なり、メラニン細胞自体が過活性化された状態であるため、レーザー刺激が過度になると、かえって色素反応が強くなる可能性があります。

 

ピコシュアトーニングが肝斑に多く活用されることもありますが、施術強度と間隔の調整が重要であり、場合によっては他のケアと併用するのが良いです。

 

肝斑治療は短期間で終わらせるよりも、継続的なケアが必要な領域だという点を必ず覚えておく必要があります。

 

 

ピコシュアトーニングは1〜2週間間隔で10回以上を推奨します。

 

色素が粉砕されて体外に排出されるのに一定の時間が必要で、一度の施術ですべての色素に反応が起こるというよりは、繰り返しの刺激を通じて段階的に色素が薄くなる方式だからです。

 

目に見える変化を体感する時点は、個人の色素状態と肌の回復速度によって異なることがあります。

 

また、施術後のケアも結果に影響を与え得る部分なので、次のようなケア方法を覚えておくのが良いです。

 

✓ 紫外線遮断

 

色素関連施術後に紫外線に曝露されると色素反応が再び活性化される可能性があるため、日焼け止めを念入りに使用することが重要です。

 

✓ 洗顔及びスキンケア

 

当日の洗顔は可能ですが、強い物理的刺激やこする行為は避けるのが良いです。

 

レチノール、AHA、BHAのような刺激性成分が含まれた製品や機能性化粧品は、施術後一定期間使用を控えることが推奨されます。

 

✓ 運動

 

軽い運動は大丈夫ですが、体温が大きく上がる高強度運動は顔に熱刺激を与える可能性があるため控えるのが望ましいです。