思えば、
離婚してひとり親になった時、
地元に帰ろうかと制度について聞いた窓口のマダムは、開口一番
「私は離婚した経験がないので…」
と言った。
親身になってはもらえないと感じた私は、
横浜に戻って対象機関に行ったところ
様々にサポートしてくれる人達との出逢いあり、
このままここで子育てしていこうと心が決まった。
父にしても
「このままここ(地元)に越して来て、ひとり親として暮らしても情け無い思いをするだけだぞ」と言って、
この場所は居場所ではないんだ。サポートは受けられないんだと感じた。今思えば、父には違った意味合いがあったのかもだけれど、拒否されているんだと感じた。
経験ある、なし。
全く別の人生を歩んできたのだから、そりゃそうだろう。
寄り添う気持ちがあるかないかで、違うんです。
応援するだけ、も違う。
伴走してくれる気持ちがあるだけで、随分と心強い。
私には、そういうものでした。