母は、この前仕事中にかけてきた電話でも口にしてたが…


「死んだ方がマシ」と言う。
実際、死を意識したらどう思うんだろう。
幸せに思うのかな…


それとも今際の際で、持っているモノの有り難さに気付くのかな?


そして、昨日会った時母が放った言葉は
「生きている意味がわからない」だった。それを聞いた時、私の頭では


音符何のために生まれて
何をして喜ぶ?
わからないまま終わる
そんなのはイーヤだルンルン

のアンパンマンの歌詞…
自分の気が緩んだ。頭の中で笑ってしまった。


母の望む生活は何なんだろう?
父と2人で暮らし、特に他人のお世話も受けずに動ける。家もあってご飯も食べられる。
誰からの制約も受けず、行動も自由。


祖母である父の母が痴呆になり、10年以上に渡って嫁として世話をして。苦労した分、幸せ一杯の人生を送れると信じていたみたい。


その、母の思う幸せがどんなものなのか私はわからない。


私は、娘が社会人になれば
今の家を出なければならなくて
その先の住まいはまだ分からない。


パートになり、収入減。
これは自分で選んだ事。


これからどうなっていくかはわからない。
誰だってどんなお金持ちだって
今日明日同じまま、生きているかもわからない。


生きているうちは、生きる。
未来も続いていくものと考え、生きる。
うんと先より、ちょっと近い未来。


そうじゃないと、今やっていることが少し先の未来に繋がらなくなっちゃう。
「どうせ死ぬなら無駄じゃん」て事になる。


死ぬことはある。
そんなこと病気になったり、大怪我しない限り
普段は意識しないけど。


死はあるものとして。
今、自分が何をしている時がワクワクするのか。
楽しい・幸せを感じられる時間を多く持つことで、一日一日が満足で満たされる。


生きてる意味とか、そんな難しいこと考えず。
シンプルで良いんじゃないかな。