たいして キョーミは無いと思うが、私の三大ニガテなモノは
カエル ゴキブリ グリンピース
である…
グリンピースに関しては、いっくらでも「避ける」ことができるようになった
たまに、市販のコロッケなんかに入っていることがあったりするが、無意識に 口の中で、コロコロのヤツ(グリンピースのこと)を分けるという得意技まで取得ずみである
カエルに関しては、郊外ではあるが 「東京」の住宅街に暮らしているので、まず ‘不意’に出会うことは…ないかと思う…
問題は ゴ○ブリのヤツらであるッ(`×´)
なんつったって ヤツらは 突然現れて、その存在を誇示するッ
とにかく 私はヤツらが怖くてたまらないッ…(*_*)
世は梅雨…
ジメジメ ムシムシ…
恐れるは ヤツらの登場だ。
掃除をかねて ずっと 気になってたキッチンの整理を始めた
ぎゅうぎゅう詰めだった 食器棚も 思い切ってスカスカにすべき、断舎利を決行
流しの下や 調味料の置き場、引出のぐちゃぐちゃもスッキリとさせた
大したコトないけど、やっぱ 頑張ったトコは 誰かに見てもらいたくなる…(〃∇〃)
朝一番に始めた整理整頓…ふと 気付いたら お昼をまわっていた…。
そして 何故だか 翌日、足全体が筋肉痛になっていた…( ̄_ ̄ i)
ただ 単に 食器を片づけてただけなのに…(゚_゚i)不思議だ…。
ニガテなゴ○ブリ…ダンナの実家の長野にはいなかったらしい…
うらやましいぃぃ…。
今でこそ、夏も暑くなってしまって 昼間はクーラーが恋しいけれど、嫁にいったばかりの頃は 寝る時なんか 涼しくて窓なんてあけてられなかったもんだ。
じとぉ~っとした暑さではなかったから ヤツらは移住してこなかったのか…?
カラっとした気候を避ける生き物だと 信じて疑わなかった私だが、その確信が崩れ去る経験を アメリカ駐在で味わうことになろうとは…(_ _。)
我らが暮らしていたのは ロスのダウンタウンから南へ1時間半ほど南に下がった オレンジ郡である。
カラッカラもいいとこの気候のエリアだ。
住んでいた住宅街では 外に洗濯物は干せなかった。
勿論 乾燥機の設置率は ほぼ100%であっただろう(全戸確認したわけじゃないけど…)
御多分に漏れず 我が家にも ご立派な乾燥機があった。
でも、デカいだけで 洋服はくっしゃくっゃになるし、色あせるし…
で、お気に入りの洋服なんかは 家の中に干したもんだ。
Gパンだって半日干してれば 乾いちゃうぐらい乾燥してたッ。
それなのに…
ヤツらは アメリカの西海岸にも その勢力を伸ばしていたッ( ̄ー ̄;)
幸運にも、自宅で遭遇したことはなく、ナント 子供たちが通っていた学校で その姿を目撃することとなった。
小学校の入口を入ると、すぐ受付のようなカウンターがあり、その横を通ると ロビーのような広いスペースがあった。
その場所で いろんなことが行われる。
時には音楽の教室のように使われたり、生徒たちの表彰などが行われたり、クリスマスやバレンタインの前になると、そこで いろんな雑貨が売られ 子供たちが家族や友達へのプレゼントを買えるお店のような場所にもなったりした。
丁度「その時」は 「ブックフェア」という催しがあり、沢山の本が並べられ 売られていた。
子供たちのお迎えに行った際、物色していたら 「…んっ?なんだぁ…あの 黒いムシ…。…えぇッ…ま・まさか…」
本の合間をカサコソと…
叫びそうになったけど、そこは 大和撫子として 踏みとどまる(!)…そして静かに後ずさる…。
だが、アメリカのソレは まったくのんびりした動きである。
俊敏とは程遠いカンジ…。
やはり 場所が変われば 性格(?)も変わるのか…(@_@)
私の母のように、嬉々とした顔してスリッパ片手に追いかけ回す輩がいないのか…
電光石火のごとく逃げ惑う必要がないかのようだ…
のんびり ソロソロ動くソレを見ていたら、
「あぁ…ヤツらも 昆虫なのねん…」
などと思えてきたぐらい…( ̄_ ̄ i)
ゴ○ブリの脅威からは免れたアメリカ生活だったが、やはり 人生はそう甘くない…。
ソレに代わる…「蟻」…の登場である…(→o←)
サイズは特にデカくはないが、あの子たちは なんせ大群で攻めてくる…
想像してほしい…
テーブルのうえに ブロッコリーのマヨネーズあえが置いてある…
寝坊をしたダンナが テーブルをのぞき込む…
「んん…ん? 何か珍しいモン作ったなぁ…。…え…ええーっ?!」
でかい体にもかかわらず、叫び声をあげる…(゜д゜;)
皿の中は かろーじてブロッコリーの緑がちょこっと見えるぐらいで、あとは黒ーいツブツブがいっぱーーーい のっかってるのよぉーっ
そして それはこまかぁーく ウジウジ動いている…
細ーいテンテンの列を作りつつ…その数を増やしつつ(*_*)
蟻って 甘いモンに寄ってくるんじゃぁなかったぁ
あー 蟻があんなに気持ち悪いモンだとおもわなかった…
近所のアメリカンのおばちゃんに聞いたら、
「ここら辺は 数年前は みぃーんなオレンジ畑だったんよオ。
蟻は多いさネ。
でも、もとは 蟻なんかいなかったんだよぉ。
みぃーんな メキシコから運んできちゃったのサ。」
と 最後の言葉に力を込めて話してくれたっけ(-"-;)
その後も
ハロウィンでの残り物のキャンディーにも
イチゴ摘みで使ったカゴの中にも
なーんにも無い ただの洗面所にも
彼らは 列を乱さず 一途に目的地まで行進を続けていた…
その度、まず 「ぎゃーッ」と一声あげて、専用スプレーを取りに走った生活は続いたのであった。
ゴ○ブリ…アリ… この先、また「新顔」が現れるのだろうか…
闘いは 終わらない…( ̄ー ̄;)