ずっと強いフリをして生きてきた
電子書籍プロデューサー
松嶋夏希です!!
今の私は、仲間と何かを
共有できることに、大きな
幸せを感じるようになった。
人によっては、
ごく当たり前のことかもしれない。
でも、ずっと誰にも心を開けず、
孤独だった私にとっては、それが
心から嬉しいと思えることなのだ。
そうして、なんとなく
昔を思い出してみた。
学歴もなんの経験もなく
20歳でシングルマザーになり、
一生懸命働いた。
社会経験のない私は、
当時の上司や同僚から
「こんなことも知らないの?」
「常識知らず」
「学がないから」
と、毎日のようにバカにされていた。
最初は、
悔しいなんて感情さえもなかった。
「私がバカだから」
「常識がわからないから」
だが、次第に
「なんでここまで言われなきゃならないんだ!」
という感情が芽生え始めた。
ここから、
職を転々とすることになるが
この経験から私は
「強くならなければ子どもたちを守れない!」
と思うようになった。
それからは、
人に弱みを見せないようにし
「絶対にバカにされたくない!」
と、人に対し
強気で対応するようになった。
そうしていくうちに、
どこに行っても、誰と会っても
「怖い人」
と、言われるようになったのだ。
『強いフリ』
をして生きていた結果
間違いなく強くはなった!
が、人に頼れない、素直じゃない、
ただの怖い人になっていた。
辛いとき、苦しいとき、
誰にも頼れず
ただ、毎日毎日泣いていた。
ただ、一人で
ずっと悩み続けていた。
そんな私が、
挫折を繰り返すなかで
ついに心が折れたとき、
「こんな仲間がほしい」
初めてそう思うようになった。
その、きっかけになったのが
あの温かいコミュニティ
との出会いだった。
つづく...