ぱぱん99号の日々あれこれ -387ページ目

専門知識の持ち方

 今日は寒かったですね・・・
 東京は、今年一番の寒さだったとか。。。

 北国生まれの私は、寒いほうが好きなので、今日のような気候のほうが体に合っています。
 ・・・が、家族は凍えていました・・・雪の結晶

 さて、今日はちょっと時間があるので、2つ目のブログを・・・。

 いつものドラッカー先生のお話です。

 ドラッカー先生は、知識社会における知識の持ち方として、
 「多様な知識に精通した博学ではなく、真に必要なものは、多様な専門知識を理解する能力である」
 と言っています。

 この点について、私はCompletely Agree、完全に同意です。
 実は私も、常々こう思っており、後輩などにも、
 「すべての知識を持つ必要はなく、それらの知識や情報を、理解し、探し当てることができるスキルを身につけなさい」
 といったことがあります。

 ドラッカー先生はまた、こうも言っています。

 専門知識自体が、
 「何についてのものか」
 「何をしようとするものか」
 「中心的な関心事は何か」
 「中心的な理論は何か」
 「どのような新しい洞察を与えてくれるか」
 「それについて知られていないことは何にか」
 「問題や課題は何か」
 を知らなければならない・・・

 と。

 私は自分の経験を基に、上記に加え、
 「いざという時、どこを調べれば、より深い知識を知ることができるか」
 を提言したいと思います。

 私自身、年々仕事の幅が広がるにつれ、覚えなければならない知識、情報がどんどん増えていますが、ある時を境に、そのすべてを自分の知識として常に頭に叩き込むことを、止めました。

 まぁ、歳をとってきて、覚えきれない・・というネガティブな側面もありますが、それよりも、専門知識については、
 
 「必要になった時、どこを調べ、誰に聞き、何を見れば、それを即座に知ることができるか」 と、
 「それを理解するようになるためには、基礎スキルとして自分にかけているものは何か」
 
 の2つを、徹底して意識することに切り替えました。

 IT業界特有の技術的なこと、営業的なこと、マーケティング的なこと、その他もろもろ・・・いろんな情報や知識を、仕事で用いる必要がありますが、その『量』に押しつぶされないようにするために、必然的にたどり着いた結論でありました。
 
 おかげでずいぶん気が楽にもなりましたし、さらに仕事の領域を広げていこう!というモチベーションにもなりました。

 何より、ドラッカー先生の考えと、自分の経験則が同じだったことが、一番うれしいですねニコニコ

 (今日はもうひとつブログを書いていますメモ。ぜひそちらもご覧下さいませ。。。)