偉人の采配に学びたい | ぱぱん99号の日々あれこれ

偉人の采配に学びたい

 以前NHKで放送していた、「名将の采配」という番組がありました。
 BSで再放送していたようですが、その中で、ナポレオン・ボナパルトを取り上げた回があったようです。

 今でこそ、IT企業にて、エンジニアを経験しましたが、実は大学時代は、法学部に所属しており、大学3,4年生の時の専攻(ゼミ)は、国際法でございました。
 
 そう考えると、大学時代の勉学とは全く関係のない仕事をしているわけですが・・・汗


 もともと歴史好きのため、本当は歴史系の学部に行きたかったのですが、親に反対され、法学部に進みました。
 で、せめて・・・と思い、国際法のゼミにて、ナポレオン時代の法律や条約に関してを、ゼミの課題論文に書きました。それもあり、大学時代は、「プチフランスかぶれ」になり、実際にパリにホームステイをしたこともあります。

 (ナポレオン好きにとっては、パリの「アンヴァリッド」は、聖地のようなものですね。。。彼の棺が公開されています)


 ナポレオンに関しては、書物を読めば読むほど、「どうやったら、こんな采配を思いつくんだろう?」という局面が、非常に多くあります。
 NHKの番組で放送していた、『アウステルリッツの会戦』(通称:三帝会戦)もその一つです。
Wiki 「アウステルリッツの戦い」 へのリンク

 とかくナポレオンは、軍事面での才能に関してを良く取り上げられますが、大学時代の研究の際、彼が制定した、「ナポレオン法典」という法典が、今の日本の民法にすら影響を与えるほど、近現代の民法、特に万民が平等であるという考えや、数々の「自由」などを制定した、初めての本格的な民法といわれています。

 背景にはもちろん、絶対王政に反発し、国民が蜂起したフランス革命があるのだろうと思いますが、軍事にしろ、この法典整備にしろ、私がナポレオンに感じたのは、「状況の的確な把握」 「なすべきことの整理とプライオリティ付け」を徹底していたのではないかなぁ・・・ということです。

 #鉛筆や缶詰の原型を作ったのも、ナポレオンであるという逸話は有名ですね。。。

 批判されるべき行いもありましたが、彼が様々な分野で近現代にもたらした功績は非常に多く、尊敬する偉人の一人です。

 以前は単に歴史好きとして読んでいましたが、今後は、一ビジネスマンとして、ナポレオンを題材にしたビジネス書なども、読んでいきたいものです。。。

 #ちなみに、彼が最後にイギリス軍に敗れた「ワーテルローの戦い」の名前は、ロンドンの地下鉄の駅の名前に「ウォータールー(ワーテルローの英語読み)」駅として、戦勝の記憶をとどめていますね。