何度か、保険会社とお話をしました。
悪性腫瘍として認めない理由として5センチ以下であること。リンパ転移がないこと。遠隔転移がないことなどが挙げられると言われました。
ICD-Oで判断すると言ってるのに、これは 全く違うTNM分類というものを使った評価。
どこに約款にそんなこと書いてあるんだとびっくりすることばかり。
とにかく都合の良い評価を使って良性腫瘍を導こうとしているのがよくわかりました。
約款になくても社医が言えば、診断も変えられるらしいです。
昨日の午後保険会社と電話で話したときに驚きの事実発覚!!
主人の手術をした病院で組織診の担当者が悪性の所見はないと記載しているとのこと

そんなわけがない。だって組織診の結果をもってGISTの悪性と出たのに。
しかも、最初からその事実を知らせてればいいのに、なぜか伏せられてた。
主治医の先生に連絡をとってもらおうとしたけど、先生は今日まで出張。とりあえずクラークさんに電話して伝えてもらうことにしました。
そして、今日急展開が!!
仕事終わりに保険会社から連絡がありました。
「主治医の先生から組織診の担当者と話し合いを行うと連絡がありました。その結果が/3(悪性)であれば、結果が変わることになります」
とのこと。
何だか組織診の結果は意図的に隠されてる印象を受けました。現に主治医が結果を話し合うと言うことは主治医には知らされていない事だったのではないかと思います。
正直主治医の先生がここまでしてくれたことに感謝しかないです。沢山いるなかのたった一人でも困っている患者を守ろうとしてくれている事に嬉しくてたまりません。この疾患で保険の支払いを却下された人は2例ほどおられるそうです。団信ではなく生命保険が!!
その人たちは病気もして、保険会社に裏切られて絶望しかないと思います。
私達は助けようとしてくれる主治医の存在が助けになっています。
私達が決めていることは今回の事で、結果がどうであれ納得することにしています。
それは主治医の先生が私たちのために働きかけをしてくれた、その事実に心が癒されたからです。
私達が引き下がりたくなかったのは医療知識、情報を都合よく操作する保険会社の嫌らしさを許せなかったからです。私達に医学知識がなかったら、わからず諦めるしかなかったと思います。
そんな人が世の中に沢山いるのではないかと考えると引き下がりたくなかったのです。
また医療に携わるものとして正しい医療知識をもって、戦うことで同じように却下されたGIST患者さんの役に立てるのではないかと考えたからです。
これが覆されたら、きっとGIST患者さんの希望になると信じています。
そうなったら、いつかどこかにすべてのやり取りを載せようと思います。