私が記憶している私の歴史をひもとき、「今の私」がどうやってできたのか解明しようという試み~「私はどうやってできたのか」 続きです。

過去記事↓
私はどうやってできたのか①
私はどうやってできたのか②
私はどうやってできたのか③
私はどうやってできたのか④
私はどうやってできたのか⑤
私はどうやってできたのか⑥
私はどうやってできたのか⑦


とにかく、自分の人生設計の中に確固たる位置を占めていなかった「結婚」というものをすることになった。

ただ、「結婚してしまうんだ~」というブルーな気持ち・・・

はなかった。

一緒にいても精神は自由だったからだ。

お互い自由でいることを許容できる間柄だったのだ。

だから、結婚したともいえる。


人によって、何を大切に思うかは違う。
大切にしたいものが違いすぎるとうまくいかない。

旦那が「女性たるもの・・妻たるもの・・・」という意識がない代わりに、私も「男たるもの・・・夫たるもの・・・」という意識はない。

食わせてもらおうという意識もない。

ある時、考えごとして沈みこんでいるなと思っていたら
「上司と喧嘩して今週末で会社をやめる」と言った。
すでに1歳の子供がいた時である。

食べていけなくなるから、会社を辞めてもらったら困る!

とは、これっぽっちも思わなかった。
いざとなったら、私が食わせてやるから、としか思わなかった。
なにも仕事をしていない主婦であったにもかかわらず、である。

旦那の携帯を見たり、カバンを探ったり・・・
したことも一度もない。


結婚式前日まで、仕事をしていた。
ブライダルエステに行く暇などなかった。

その時、新しくオープンするホールの立ち上げをしていたので、結婚式前だろうと夜の10時11時まで仕事があったのだ。
しかも、新婚旅行中にチケットの前売り販売が始まる。
同僚に引き継ぎをしたりして、やることはたくさんあったのだ。

新婚旅行から帰ると、共働きが始まった。
結婚してからは、なるべく早く仕事を切り上げるようになったが、それでも週の半分は私の方が遅くなった。
やさしい旦那は、晩ご飯を作って待っていてくれた。

休みには、二人でコンサートへ行ったり、旅行へ行ったり、二人の生活を楽しく過ごした。


私が勤めていた会社は女性が多かった。
だから、女性でも仕事を任せてもらえると思い就職したのだ。
たしかに任せてもらえる。
その代わり、結婚している人はいなかった。
正社員は徹夜して当たり前、という会社だったのだ。

昇格しないのは結婚したためだ、と聞いた。
ずっと働きたいと思っていた私は育休が取れる会社に転職しようと考えた。
とりあえず、簡単にいつでもやめられる契約社員になった。
そうして、次の会社を探そうと思っていたのである。

そんな時、思いがけず妊娠した。

人生とは予定が狂うものである。
妊娠7ヶ月まで契約社員で働き、退職した。

生まれて来る子供を思い、おくるみを作ったり買い物したり、予定外の出来事ではあったが、出産までの数ヶ月、楽しく過ごした。

そして、初めての子供が生まれた。

つづく