悩みや不安の多くは、他と比較することから生まれます。









自分にはないもの、足りないものを他の人の中に見るとき



「自分はダメなんだ」と自己否定の渦の中に取り込まれていきます。



そして、それをなんとかしようと、他の人に近づけようともがいてしまします。





禅タロットの比較のカードには樫の木と竹が描かれています。



木と竹はそれぞれ違う個性を持っていて比べ合ったりしていません。



それぞれによさがあるのです。



比べることなく、自分が今持っているものをよくみてみましょう。



とカードは教えてくれます。









解説書より~



比較は劣等感を、優越感をもたらす。



比較しなければ、すべての劣等感すべての優越感は消える。



そのときこそ、あなたは在る。



ただそこに在る。



小さな潅木、あるいは大きく高い木ーそんなことは関係ない。



あなたはあなた自身だ。



あなたは必要とされている。



ちょっとまわりを見てみるがいい。



すべてが必要とされていて、あらゆるものがお互いにぴったりあっている。



それは有機的な一つのまとまりだ。



高いものは誰もいないし、低いものも誰もいない。



すくれているものは誰もいないし、劣っているものも誰もいない。



誰もが比較できないほどユニークだ。









今朝、比較のことを考えていて、はたと立ち止まりました。







でも、比較しなかったら、自分のユニークさってわからないんじゃない?



優越感に浸る必要はないけど、



「これって私の持ち味!」とか



「こんな強みが!」って、比較しないとわからないんじゃないかしら?









今までこのカードから



「まわりと比較しないで、あなたのままでOK!」



というメッセージを感じていました。









でも、「あなたのまま」の「あなた」って何?と考えると



それに気づくために「比較」することは悪くないんじゃない?



とも思えるのです。









物事は何でもプラスとマイナスのニ面性がありますが



本当にマイナスだけ!ということはないのです!