最近「自分軸」について考える機会が多くあります。
「自分軸」と思っていたものが「他人軸」だったと気づいてハッとしたこともあります。
いろんなことをやっていくうちに、一番根っこにあるものを忘れてしまうこともあります。
やりたいこと、やっていること、目標、夢などは変わっていってもかまいません。
立ち位置が変われば、自然と変わっていくものです。
でも、一番根底にあるものはずっと同じものではないでしょうか。
木に例えれば、根っこであり根っこから連なる幹の部分。
根っこがしっかりしていれば栄養分を吸い上げどんどん大きく育っていきます。
嵐がきても、倒れることはありません。
そんな根っこをしっかり持つことはとても大事なことです。
何があってもぶれなくなります。
何かあった時には、その根っこに照らしあわせてどうすべきか考えることができます。
その根っこのことがふと頭に浮かびました。
「私は何をしたいのか」
「私がこれからしていくことの根っこになるもの」
「私の根っこ・・・」
私は目に見えないエネルギーやタロットなどスピリチュアルな世界を扱ってはいます。
しか~し、
「現実世界の今の生活の中で、いかに自分らしく楽にのびのびと制限なく生きるか」
が一番の根底なのです。
スピリチュアルは
ある人にとっては不思議な謎に満ちた世界
またある人にとっては居心地の良い世界
またある人にとっては全くのウソやでたらめの世界
でしょう。
スピリチュアルな世界のことを全く知らなくても
すてきな人はたくさんいます。
スピリチュアルを知っていたり、
スピリチュアルな世界にいるからすばらしい人
というわけではないのです。
そのようなスピリチュアルの世界の知恵、思想を
どのように実生活に生かしていくか
ということを考え、実践できなければ
スピリチュアルは無用の長物なのです。
「瞑想中はとっても気分がよくていいんだけど
現実に帰ってくるとすごく嫌なの。帰ってきたくないの~」
という方をみると、「そんな瞑想やめてしまえ~」と思ってしまいます。
人それぞれいろいろな目的があって、
スピリチュアリティを学んでいらっしゃると思いますので
私がとやかくいう筋合いではないのですが
「今ここにいる」そのことを大事にしたいなと思うのです。
「今ここ」にあるすべてのものをどんなものでも抱擁できる人でありたい
と思っています。