娘の場合、偏差値と過去問の点数は必ずしもリンクしていませんでした。得意不得意の差がかなり大きかったからです。
娘は単純暗記が嫌いで苦手です。年号、動植物の名前、地名、四字熟語等のように暗記するしかないものは本当に覚えられませんでした。繰り返し問題や白地図に取り組ませてもノートにまとめさせても口頭で確認しても覚えないのです…。覚える気がないのだと思います![]()
そんな娘なので、語彙問題多めの国語、単純暗記の割合高めの理科社会では点数が取れません。我が家で検討した学校の中では偏差値マイルド校ほどこのタイプだったため、志望校選びが難しかったです。
いわゆる持ち偏差値より下に位置する学校の合格最低点には届かないのに、かなり上に位置している学校の合格平均点に届くという逆転現象が起きていました。結局偏差値は重要視せず、過去問の相性と点数を考慮して出願しました。全滅でも公立に進学すれば良いという考えがあったことも影響しています。
本来はどんな問題でも解けるように力をつけるのが理想です。でもどうしても大人の理想通りに成長できない子もいるのが現実。そんな子ほど過去問の傾向を知っておくことが重要だと痛感しました。ただ、合格できても入学後に苦労することが予想されます。もうこれは成長に期待するしかありません