Z会のおかげでじっくり考える姿勢が身につきましたが、基礎レベルでも穴だらけ
模試を受けても、正答率1ケタの問題を正解できることがあるのに(もちろんいつもではない)、大問1〜3で手も足も出ない問題がある状態。
Z会には単純な数値替えの問題や一行問題がありません。毎日取り組む計算ブック(計算4問+基礎問題3問程度)にはありますが、定着を目的とするには使いづらい。
娘のように問題から基礎的な考え方を抽出して整理できない子には、Z会だけで進めるのは難しいと感じます。かと言って、数値替えの問題を大量に解いて暗記で乗り切る方法は避けたい…。



ということで、基礎の穴探しと定着を目的に、6月頃からグノーブルの基本の制覇シリーズに取り組み始めました。
長期間やる気を失って勉強をしない時期があったので、ここにきてやっと全冊終わりそう。今回取り組んだのは10冊(数の性質、割合、相当算/仕事算/倍数算、面積比、場合の数、円とおうぎ形、相似、立体図形、旅人算/通過算/時計残/流水算、規則性)。
要点をおさえたパターン別の例題とシンプルな解説で構成されているので、読解力の低い娘が1人で取り組むのにぴったり。1冊が薄いのもポイント。算数が出来る子は5年生で瞬殺のレベルですが![]()
同じ単元ばかり取り組むと飽きるので、例題→マスター1→マスター2の順番さえ守ればどこから取り組んでも良いことに。全問自力で解いて、丸付けは私。◯(今後も絶対間違えない)、△(不安あり)、✕(分からない)の印をつけさせ、◯でも理解が怪しそうな問題、△✕の問題は一緒に解き直し。



このシリーズに取り組んだおかげで、かなり頭の中が整理された様子。計算ブックの間違いが劇的に減りました。
複雑な条件の問題を解くにはまた別のアプローチが必要ですが、ボリュームゾーンの女子にとっては特に基礎が大切。実際に偏差値50代の女子校の算数は、Z会5年生までをしっかり身につければ解けそうな問題ばかりに感じます。(見るだけで解いていませんが
)
△✕の問題に再チャレンジしつつ、2月からストップしていたエブリスタディをやっと再開できます。