娘は小3の2月(小4カリキュラム)から、Z会の中学受験コースを開始。中学受験をする子が多いエリアに住んでいるので、自然と受験をしたいと言い出しました。
自宅から通える範囲には大手の他、中小規模の塾まで乱立しています。それでも、娘はZ会での自宅学習を選びました。というのも、毎日が習い事で忙しかったのです。週3〜4でスポーツ系、週1でピアノ、隔週で2つの芸術系。塾どころか勉強する暇すらないですね。この時点では、小4の間はZ会を頑張って小5からの通塾を検討していました。
そんな感じでスタートさせた自宅学習。コロナの影響でステイホーム期間が長かったので、5月末までは勉強時間を確保しやすかったです。大手塾に比較すれば国理社のボリュームが少なく浅いので、進捗を確認しつつ娘任せ。算数だけ一緒にやることに。
算数の流れとしては、娘が映像授業で例題の解説を聞く→練習問題を解いて丸つけ→私が練習問題の解説、という流れでスタート。ただ、娘の理解力が低すぎて何度説明しても理解してもらえない・・・。算数的な考え方ももちろん足りないのですが、何よりも国語力がない!Z会の映像授業も解説もよくできているのに、私が噛み砕いて何度も説明する必要がありました。
お互い衝突しながらも、自粛期間が終わるまではまぁまぁ頑張っていました。が、そのあとに大きな落とし穴が待ち受けていることに。
娘の学校や習い事、私の通勤が再開し、忙しい毎日に戻ったため、算数も娘主導でやらせてみることにしました。そして、解説を読んでも理解できない場合、私に質問するようにさせたのです。進捗状況だけは随時確認していましたけれど。すると、まぁまぁ練習問題が解けていたので、完璧に私は油断しましたね。6月〜11月まで自走させたところで、毎月の添削問題が平均点を超えないことが多くなり不信感でいっぱいに。娘の書いた式と解説が合致しすぎていたため問いただしたところ、答えを写していたことを認めました。
日頃から受験するための心構えや正しい勉強姿勢については伝えていたけれど、全く娘には響いていませんでした。もう受験にチャレンジする資格はないと怒りをぶつけ、Z会をやめるよう迫りました。でも、頑なに首を縦にふらない強情な娘。結局、また理解していないまま答えを写したらやめることを条件に、一緒に算数に取り組み始めたのです。ちなみに、なぜ答えを写していたか。それは○がいっぱいだと気持ちが良いからだそうです。自分で大きな花マルをたくさん書けるのが嬉しかったようで。幼い・・・。
ということで、12月は算数強化月間。2月から10ヶ月分の練習問題をノートに転記したりコピーを切り貼りしたりして、復習ノートを作成。できるようになるまで、ひたすら解かせました。ただの暗記に陥ってほしくなかったので、曖昧なまま解いてそうな問題は必ず私に説明させながら。
最近やっと正しい方法で勉強を開始したばかりなので、小5から通塾しても無駄が多いと判断。小5もZ会で自宅学習を続けることにしました。本当は、国理社だけ大手塾に通わせた方が効率良さそうなんですけどね。科目を選択しての受講は無理なので、泣く泣く諦めたのでした。