ずっと昔から書きたかったことがあります。



小さいときに感じてきたこと。


大人になっても感じてきたこと。感じること。



自分が付き合う相手を決めていけること。


自分が行きたい方向を決めていけるという真実。


雪の結晶



19歳のとき


大好きな人がいました



片思いだったとおもうんだけれど


それなりに?仲良くしてもらってました




夜遅くまで遊んで幸せな気持ちになっていた数日後


彼のおうちに遊びに行こうとしてうちの近くまでいったら


彼の部屋の窓から女のひとが見えました。



その女のひとは

わたしに気がついたみたいで、

パッと姿を消したような気がしました。



びっくりしたけど、

友達にその話をしたら「きっと女友達じゃない?」と言われて

なんとなくモヤモヤしつつも
納得しようとしていた自分がいました。




そのまた数日後、


とても仲の良かった友達が夜 

急にわたしのうちにやってきました。



どうしたの?


と聞くわたしに、

彼女はいきなり謝ってきたのです。



実はわたしが大好きなその彼と

今お付き合いしているということ



それがもう2か月くらい前の話だということ



彼から告白されたということ。



そして

あの日窓にいたのは自分だということ


わたしにバレたと思って告白しにきた。。。ということ。


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彼女とは高校時代出席番号が前後だったこともあり


高校3年生のとき


急激に仲が良くなって


よく二人で遊んでいました。




彼のことが大好きで、

どうにかして振り向いてほしくて


わたしは毎日いろいろ頑張っていました



その姿を一番近くで見ていたのは

まぎれもなく

その彼女でした。







裏切られた、という感覚よりも


「なんですぐに教えてくれなかったのか」


その間の自分の行動や時間が


非常にばかばかしく虚しく。


ぶざまだったからです。



そしてわたしはその彼女のことを心から尊敬しておりました。





付き合っていた事実よりも


知らせてくれなかったことにわたしは非常に怒りと悲しみを覚えたのを

今でも鮮明に覚えています。



そして


どんなに謝られて

もう決し取り返しがきかない「信頼関係」というものがあるということを


まざまざと社会に教えてもらえた
そんな貴重な体験でした。





しかし


当時まだ19歳の未熟なわたしは


そんな高尚な考えが沸くはずもなく


毎日地獄の日々を送っていました。




その時に一番しんどかったことがあります。




わたしは彼女と友人関係が破綻しましたが


わたしの友人は

もちろんまだ彼女と友人関係があります。



彼女はとても魅力的な人だったし、

わたしの共通の友人も当たり前のようにたくさんいます。



その時


わたし以外のまわりの友達は


この一連のことに関して「ひどいね」と言いつつも、


彼女と会わないでいるということはなかったのです。


ですので、当然「その後」の彼と彼女の話も

わたしの耳に入ってきます。


聞きたくなくても入ってきます。





本当は


「わたしはわたしのことを


こんなひどい目にあわせたあの彼女と


あなた方が遊んでいるのが納得いかない!


一緒になって怒ってほしいし、遊ばないでほしい!」



正直に言いますが

内心はそう思っていたのです。





でもその時
急にあることを思い出しました。


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わたしがもっと幼かった小学校低学年のときです



1年生
2年生のとき



それはよくわたしの身に起こりました。




「誰々ちゃんと口きかないでね」


「今日からおまえはオレ以外のやつと口きいたらダメ!」


今思えばですが…


わたしに好意を持ってくれていた上のかやきもちなのか、


ただの意地悪なのか…


(小学校低学年の時、異性問わずモテてましたので←あくまでも小さいときの話ですw)


今なら

冷静に考えて行動もできますが、

あの時はまだ幼すぎてただただ単純に


「いやだなー…」


と思っていました。



そう。


ものすごく
「いや」だったんです。




何がいやだったのか・・・



「どうして、わたしが話したい人と話しちゃいけないんだろう」


「どうしてわたしが付き合うひとを

この人に勝手に決められなきゃいけないんだろう」



その人には「不快な人」であったとしても

わたしにとっては「快の人」もいます。



あの人にとって嫌いな人でも
わたしのとっては好きな人もいる。



あの人にとっては必要のない人かもしれないけれど
わたしにとっては必要な人なのに・・・。



※逆の立場も然り。


そんな感情を味わったことを

ハッと思い出しました。


だからわたしの大好きだったあの彼と実は付き合っていた彼女のことに関して

わたしはまわりの友達にああだこうだとは…


言えなかったのです。










ぐっと大人になった今。



そんなことは世間でも相も変わらず

普通に起こります。




でも、もうわたしにはわたしが見極めるという意思が備わっています。



おかげさまであの後も

いろんな経験させていただきました。




あのいろいろな経験で様々な感情を体験させてもらったからこそ


わたしは付き合いたい人と付き合っていける術を持ちました。




右を向けと言われて向くよりも


わたしが向きたい方を向く。



あの人がそういったから、ではなく


わたしがそう思ったから行動する。




軸を他人ではなく


「自分自身」にしっかりと置くこと。


実はサロン作りに非常に大切だったりします。




全ては繋がっています。


ご縁も人脈も。


それは自分の軸をもっている人ほど


強烈に惹きつけられ


魅了されるものだと・・・。



わたしも大好きな方々を目の裏に思い出して

そう体感している最中です。







行き先も、やることも、好きな人も。


自分自身が決めること。


それが心の豊かさへの近道。



わたしはそう思って今を大切に生きています。




このブログが


また「必要な方」に届きますように。





たかさかみや