しばらく気を失ったのかはわからない。
起き上がれず立てない私に向かって、「警察でも呼べば?離婚や離婚。最短記録もいいもんや。慰謝料払えば済む話や」と言い放った。
何も悪びれもない態度で…
何とか110番と母に電話し、顔の輪郭すら変形するほど見事に腫れ上がった顔を冷やしながら待った。体中が熱い。
しかも動けない私へ、「いすずも着替えたら?警察行くのに。そんな格好で行くの?」
たった今自分の身に起こったことだけど、パニックになり訳がわからない… お腹の子は大丈夫だろうか… とりあえず腹痛や出血はしていない。
5分程して警察の単車の音が聞こえると、なんと旦那は玄関先に出て、笑顔で、「ここです」と、警察官へ手を振ったらしい(・_・)エッ....?(警察官が「旦那さん笑顔で手を振ってたから、てっきり加害者は別にいるのかと思った」と言ってた)笑顔かよ!! 罪悪感とかないのか(;_;)
警察官に事情を話すと、このまま逮捕して牢屋にぶち込めるけど?と言われたが、お腹の子が頭をよぎった。
お腹の子を思えば、こんな尋常じゃないような暴力を振るう人間、訴えて別れるべきだったと今なら思う。 あの時の私は、お腹の子の父親が犯罪者になる…と訴えを躊躇した。 まずはお互い実家に帰り別居することにした。彼が出る前に、一言謝罪が欲しいというと、「とりあえず、すいませんでした」 と。「とりあえず」!? これには母も警察官二人共も再度ブチ切れだった。
私はこの日の彼の据わった目だけは、今も忘れられない。
彼が始めにいた場所の側にあった棚上に、彼の結婚指輪が置いてあった。
かなりきつくて、なかなか抜けない指輪…いつ取ったのだろう…?
あれだけの暴力を受けても、お腹の子は異常なく、すくすく育ってくれたことだけは幸いだった。 私は全身の打撲で全治3週間の診断だった。診断書貰っておいてよかった。現在の調停で証拠になりますから(^_^)v