『人の見た夢の話を羨んでも仕方ないのに、なぜだかとても羨ましく思ってしまいました。
枕元にある、和ちゃんの写真に会いに来てくれるように頼んで寝ているのにちっとも現れません。
一緒に住んでいたわけでもないのにどうしてこう、寂しく懐かしい想いがするのか不思議な気がします。
でも苦しいこともなく今ごろきっと楽になっているでしょう。
早いもので二十日は百ヶ日でした。間もなく初盆です。
貴女らしいお提灯を見つけて灯りをともしてお参りしてください。少々同封します。
今日は志賀高原のロープウェーの中で書いたという、白樺の板のお手紙の字がとても懐かしくて、リボンを通して飾りました。
もう筆跡にも会えません。
向暑の折、皆さんのご健康をお祈りしています。
さよなら』
これは母が亡くなった年の夏の初め叔母が私に書いたもの。
私が母の夢を見たと手紙を書いたから。
先日の模様替えで出てきました。
叔母は母の実姉。
とても仲がいい姉妹だったから私も叔母とは仲が良かった。
もう筆跡にも会えません、と書いてあるけど、叔母のこの達筆な筆跡にも会えません。
叔母は母がなくなってから一年半後に亡くなりました。
私に『きづな(娘)をしっかり育てなさい。みんなに愛される子にしなさい。いっぱい手をかけてあげて、でも何でも自分でやらせなさい。勉強もしっかり。』
って最後に会ったとき言ってたね。
母と叔母の言葉だと思って心に刻んでるけど、できているかな~。
枕元にある、和ちゃんの写真に会いに来てくれるように頼んで寝ているのにちっとも現れません。
一緒に住んでいたわけでもないのにどうしてこう、寂しく懐かしい想いがするのか不思議な気がします。
でも苦しいこともなく今ごろきっと楽になっているでしょう。
早いもので二十日は百ヶ日でした。間もなく初盆です。
貴女らしいお提灯を見つけて灯りをともしてお参りしてください。少々同封します。
今日は志賀高原のロープウェーの中で書いたという、白樺の板のお手紙の字がとても懐かしくて、リボンを通して飾りました。
もう筆跡にも会えません。
向暑の折、皆さんのご健康をお祈りしています。
さよなら』
これは母が亡くなった年の夏の初め叔母が私に書いたもの。
私が母の夢を見たと手紙を書いたから。
先日の模様替えで出てきました。
叔母は母の実姉。
とても仲がいい姉妹だったから私も叔母とは仲が良かった。
もう筆跡にも会えません、と書いてあるけど、叔母のこの達筆な筆跡にも会えません。
叔母は母がなくなってから一年半後に亡くなりました。
私に『きづな(娘)をしっかり育てなさい。みんなに愛される子にしなさい。いっぱい手をかけてあげて、でも何でも自分でやらせなさい。勉強もしっかり。』
って最後に会ったとき言ってたね。
母と叔母の言葉だと思って心に刻んでるけど、できているかな~。