こんにちは

夢ロマン子守熊です。


ご訪問ありがとうございます。


さて、

可哀想な事件が発覚し、

ニュースを見ては涙し、

新聞を読んではため息をついています。


皆さんご存じのことと思います。

5歳の男の子が餓死した事件です。


ニュースでは「衰弱死」と表現していますが、

つまりは、餓死。



泣くなった男の子を思うと、

やりきれない思いがつのってきます。



ほんとうにかわいそう…。




以前、テレビで

ドラマ「MOTHER」があり、

いろんなことを考えて、

見ていました。


きっと、皆さんもそうだと思います。



育児は大変だし、

一人の育児はもっと辛いし、


夜ひとりになるのも怖いし、

夜泣きで眠れなくて本当に辛いし、


自分の自由な時間なんてないし、

ご飯もゆっくり食べられないし、

トイレに行くことさえ不便だし、

一人で歩くこともできないし、


子どもを怒鳴ることもあるでしょう…。

思わず手を挙げることもあるでしょう…。



…でも、



最後の理性は、失ってはいけないと思うのです。





もし、

最後の理性を失いそうになったら、

誰でもいいから、

いつでもいいから、

誰かに助けを求めましょう。



きっと、

助けてくれます。



私でよければ、

いつでも駆けつけます




これは、

ドラマ「Mother」のセリフです。



松雪泰子さん演じる「なお」が

子ども「ツグミ(れな)」の実母に

言うセリフです。


忘れられず、

メモして、時々読んでいます。





『あなたに言いたいことがあります。


 あなたとあの子の間に何があって、

 どうしてあんなことになったのか、

 私にはわかりません。


きっと、100や1000の理由があって、

そのすべてが正しくて、

そのすべてが間違っているんだと思います。


母と子は

あたたかい水と冷たい水が

混ざり合った川を泳いでいる。


抱きしめることと傷つけることの間に

境界線はなくて、


子どもをうとましく思ったことのない

母親なんていない。


子どもをひっぱたこうと思ったことのない

母親なんていない。


そんな母親を

川の外からののしる者たちが

またひとつ母親を追い詰める。


おぼれさせるんだと思います。


それでも、私はあなたのことがわかりません。

あなたはあの子を殺しかけたんですよ。



思い出して下さい。


あなたは、室蘭の寒い冬の夜、

あの子をゴミ袋に入れて捨てたんです。


思い出して下さい。


あのまま朝を迎えたら、

どうなってしまうか考えなかったのですか?



親が目を落としてしまったら、

子どもはそこで消えてしまう。


親が見ているから

子どもは生きていけるんじゃないでしょうか?


目を背けたら、

そこで子どもは死んでしまう  』