こんにちは

夢ロマン子守熊です。


ご訪問ありがとうございます。


毎日寒いですね。


義父の遺品を片付け始めています。


先日、奥の方から

『嫁バック』が出てきて、

『あぁ…、こんなものもあった…』と

しばらく眺めていました。


『嫁バック』というのは、

『ママバック』にちなんで、

私が勝手に名づけた名前。


当時、車いすの義父とお出かけをするときに、

持っていたカバンです。


自力の歩行が困難な義父とのお出かけで、

一番苦労するのは、

トイレでした。


服を脱がすところから、

便座に座らせるところも、

紙おむつを替えることも、

汚れたらふくことも、


トイレは家族がしなければなりません。


そういう点は、赤ちゃんと全く同じです。


ママ達がママバックに

替え、

おむつ、

おしりふき、

ビニール袋などなどを

入れていますね。


義父との外出も同じでした。


おむつ、

おしりふき、

ビニール手袋

レジ袋、

トイレで失敗した時用の着替え、

石鹸

タオルなどなどを

持って、外出していました。



赤ちゃんと違うのは、

その大きさでしょうか。


小さくコンパクトにたためる

ベビー用品と違い、


大人のものは、

とっても大きい。


荷物を詰めたら、

ボストンバックくらいの大きさになって、

まるで、旅行に行くみたいでした。


お出かけのたびに、

そのボストンバックを用意し、

帰宅したら、洗濯をして。


義父が寝たっきりになってからは、

使わずに、

いつの間にか、奥にしまいこんでいました。



久しぶりに

その『嫁バック』を見たら、

懐かしさと共に、

何か胸にぐーっとこみ上げるものがあり、


これは

自分にとってすごく大切なものような気がして、


ほかの人からしたら、

古ぼけたボストンバックなんだけど、、、



その当時、

すごく、すごく頑張っていて、


嫁として

「やらなきゃいけない」と、

力が入っていた頃で、


そんな『嫁バック』を


今、肩から下ろすときがきたのかも。



でも、この『嫁バック』


いつか、

すごく大変なことが起こったときに、


このかばんを見たら、、

元気をもらえそうな気がする、と思い、




捨てずに、取っておくことにしました。





個性診断カルテに

「持ち物が多い」という記載がありますね。


私はそのタイプだからかもしれませんね。


それでは、また。