こんにちは!代表理事の山本潤です。
残暑厳しく、秋が待ち遠しい毎日ですね。
ブログでもお伝えしていましたとおり、
Spring有志4名は、弁護士・メディア関係者・議員らと一緒に
7月にイギリス視察へ行ってきました!
【英国視察】に関する記事一覧は、こちらから。
当日お伝えすること以外の部分も、
ブログでは皆様にお伝えしてまいります!
お楽しみに^^
さて、怒涛の視察スケジュールではありましたが、
フリータイムにはレ・ミゼラブル(邦題:あぁ無情)を
視察へ一緒に行った方々と見てきました。
(レミゼラブルはフランス革命を描いていいますが、
1985年10月にロンドンで幕をあけるとたちまち一世を風靡し、
ミュージカルにおいては、ロンドンがHomeとなりました)
本場のミュージカルは迫力満点!
優美なカーブを描く金色の装飾が施された柱にも歴史と伝統を感じ
その下で繰り広げられる人間ドラマに息をのみました。
しかし、私が気になったのは劇場の外。
昼間は色鮮やかな劇場の看板が立ち並ぶ街並みに
日が暮れてからどこからともなく
ホームレスの方たちが座り始めたのです。
「求職中です!」
「助けてください! 」
などとマジックで大きく書かれたダンボール横には
空き缶がポツンと置いてありました。
ほとんどの人がボロ布のような服を着て
うつむいて座っていましたが
中型犬を連れたホームレスもいました。
私はそれを見て「あぁ、これがこの人たちの仕事なのだな」と感じました。
そして、昼間訪れた支援機関で
「イギリスにも貧困や薬物、ホームレスなどの たくさんの課題がある」と
支援者の方たちが 言われていたのが身にしみたのです。
華やかな劇場と落魄の雰囲気がとても対照的に感じられたのかもしれません。
日本では、物乞いは 法律で禁止されています。
(軽犯罪法 「こじきをし、又はこじきをさせた者」を「拘留又は科料に処する」)
元締めは罰せられるようになりましたが だからこそ、
見えなくなっている部分もあるかもしれません。
空き缶に少し溜まったお金を見ながら
レ・ミゼラブルの世界と現在の貧困が
繋がっていることを感じたロンドンの夜でした。
▼お問い合わせ先:一般社団法人Spring事務局
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