Springの代表理事となってから約1年。

私は、もともとリーダーシップをとるような状況は苦手で、リーダーには向いていないと思ってました。

中学高校と図書委員で、もともと熱く語ってグイグイ人を引っ張って行くようなタイプではなく、集団から離れたところでみんなの動きを持ているような学生だったということもあります。

 

しかし、性暴力・性犯罪のことでは、おかしい!と思うことや、やりたい!と思うことがたくさんあり、言い出しっぺがリーダーシップをとるような状況となり、今に至っています。

 

 

Springの前進団体、「性暴力と報道対話の会」のメンバーは7人という小規模だったので意思の疎通もしやすかったのですがSpringのスタッフは21人。

組織を形にするための役割と責任分担の明確化、意思決定のプロセスの透明化など、どのようなマネジメントが必要なのか、試行錯誤をした1年でした。

そのプロセスの中で、スタッフの個性ややりたいこと、理事の得意なことやアイデアが発揮され、Springのユニークさが形になってきたと思います。

 

ユニークなところは明るく、前向きで楽しい活動を目指しているところだなと感じています。

 

そんなSpringの代表理事として、どのようなリーダーシップが必要なのか悩んでいるときに

理事の祥子さんがこんなことを言ってくれました。

 

「潤さんは、細かく現場で指図するよりみんなに『みんなすごい頑張ってるね。ありがとう!私も講演頑張ってくるからみんなも頑張ってね〜』と手を振ってくれればいいんですよ」

 

その言葉を聞いたとき、

「あ、そうか。私はショートケーキの上の苺でいいんだな」と思いました。

生クリームもスポンジもサンドされた苺も美味しいショートケーキ。

その上に苺が乗っているから、ショートケーキと一目でわかる。

 

おかしい!と思うことや、やりたい!と思うことをこれからもやっていき、それがSpringの目印になるといいなと思います。

7月7日に2年目を迎えるSpring

 

まだまだ、細かい現場の仕事をしないといけませんが、早くショートケーキの上の苺になれるよう頑張ります!

 

▼お問い合わせ先:一般社団法人Spring事務局

info@spring-voice.org

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