石川県で作られている

沢野ゴボウ


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-沢野ゴボウ

赤土で栽培されています。


香りも高く

将軍様への献上品にもなったとか…


太く、そしてやわらかい


どのくらい柔らかいかというと

生でガブッとかじることができるくらい目


(生では渋さが残るので、

調理して召し上がってくださいね。)


たたきごぼうにされるようです。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-剣先なんば

こちらも同じく石川県で作られている

剣崎なんば


「剣先」と書いていらっしゃる方もいます。


サーベルのような細長い形なので

そう勘違いしてしまいそうですが…


「剣崎町」という地名が由来ですので、

「剣崎なんば」が正しいものと思います。



去年いただいたものは

乾燥させて一味にして、

キムチに使いました。


辛さ抜群ですビックリマーク


キムチのほかには…


石川県産食材求評懇談会 2009 秋

(こちらは別の草子に記します)

に伺いましたが、


こちらでは、

生のものを細かくして味噌と合わせた

「なんば味噌」が出品されていました。


焼き鳥や焼き肉

お野菜のディップにも使えるお味でした音譜



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-なんば味噌


さてさて、

石川県の二つの食材を使って

何を作りましょう?


寒いので、

あたたまるもの

召し上がっていただきたいので…


沢野ゴボウの

具だくさんミルクスープ


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-沢野ゴボウのミルクスープ

きれいなピンク色なのですが、

剣崎なんばでつくったキムチ

入っているから。


キムチの辛さはミルクで

まろやかに。。。


トウガラシ効果で

体がポカポカ

あたたまりますラブラブ



大好きなルクルーゼの

ラムカンダムールに盛りつけました音譜


ドキドキも温まりますように…



   ベルおねがいベル


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「記号論」で有名なイタリアの哲学者

ウンベルト・エーコ


彼の小説「薔薇の名前」

大学の時に読みました。

話の流れはとても面白かったのですが、


背景にある普遍論争の

唯名論とか実在論とか…。

追い切れませんでしたショック!
(今読めば、もしくは映画を見れば、

もう少しわかるでしょうか?)


なぜいま

「薔薇の名前」を思い出したかと言うと


「カボチャの名前」が

わからなかったからです。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-なぞかぼちゃ

この写真を北海道から九州まで

ありとあらゆる野菜に詳しい方に

メールで送ってみたのですが…



沖縄の島カボチャの一種?

そうめんかぼちゃ?

ひょうたんかぼちゃ?

福井のメロンで似たのがあるような?



全員から「?」つきで

お返事が返ってきました叫び



みなさん共通しているのは

「うちの近くにもあった」

「どこかで見たことがあるような…」



でもわからない。



私もそうなんですよね。



普遍的な「カボチャ」は

あくまでも名として存在する。


普遍的な「カボチャ」は

具体的に存在する「カボチャ」

とは別に形相として実在する。


唯名論…実在論…


そろそろ、皆さまを

煙に巻けたでしょうか?

(私もよくわかってませんよ~べーっだ!


もー面倒くさい


「名前がわからなくても

美味しくたべられれば、

いいのでは?」


と思っていただければ幸いです。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-輪切り

わたしは、自分の中に

野菜や果物の知識が増えたことを

素晴らしいことと思っています。



でも、その一方で

情報に頼りすぎるようになりました。



最初に品種をきいてしまうと

こういう味でこういう調理をしようと

情報が出てきてしまうのです。



たとえば

「メークィーンは煮崩れないからカレーにしよう」

とか、そういうことです。



もちろんこれは、講座などで

多くの方にお話しするうえで

とても大切な知識です。



しかし、同じ品種でも

作り方や時期や産地…

すべてそれぞれ個性がある…



このカボチャに出会ったことで

「目の前にある野菜そのものに向き合う」

ということを改めて意識した気がしました。


「単純に」美味しかった

このカボチャに敬意をこめて…


stat rosa pristina nomine, nomina nuda tenemus



「薔薇の名前」の有名な一文

.rosaをcucurbitaに置き換えたいと思いますドキドキ


(cucurbitaはラテン語でカボチャ。

ラテン語は学名に使われているので

野菜ソムリエのマイスター試験の時に覚えましたが、

試験では一問しか出ませんでしたあせる



名は記号にすぎない…

おのおので向き合い

意味を持たせよ



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-カボチャ煮つけ


とはいえ、野菜ソムリエとしては

このカボチャについて

わからないままにはできません!!



見覚えのある方、

名前やどのように食べているかなど

どうか教えてくださいビックリマーク



※これを送って下さったのは

九州のとても有名な方です。


ファーブルを原書で読むなど

とても博覧強記でな方で

日本全国から教えを請いに

いろいろな農業関係の方がいらしゃるそうです。


お会いするのにみなさんが緊張しているのをみて、

意味もなく緊張しちゃったわたし。。。


このカボチャは私への課題で

この草子は「今の私」が向き合った過程でした。



もう…煮るなり焼くなり…(TωT)




   ベルおねがいベル


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大田市場のコムズで行われた

第5回 くだもの新品種プラットフォーム

「晩秋を楽しむ果物ブランドの味覚」

に参加してまいりました。



研究所、市場、バイヤー、料理研究家

もちろん野菜ソムリエなどなど

たくさんの果物に関わる人たちが集まります。



私は第3回から参加させていただいていますが

イベントが重なったためか

今回は参加者が少ない気がしました。



大田市場は都心からのアクセスが難しいので

皆さまタクシーを飛ばしての参加です。



今回の品種は

リンゴ 

秋田 「秋田紅あかり」

青森 「千雪」


ナシ

鳥取 「大秋」

栃木 「にっこり」

愛知 「観月」

大分 「豊里」

山形 「バラード」「メロウリッチ」


カキ

東京 「東京紅」



顔見知りの農経新聞Sさん・農業新聞Yさんなど

もいらっしゃってましたし、

プロの方と似たようなものを私が書いてもつまらないので、

私が気になったものだけをご紹介したいと思いますドキドキ



あくまでも私個人の意見ですので

詳しくは専門紙をお読みいただいたほうがよいでしょうビックリマーク



また、こちらの会は東京市場向けです。


そして私は東京生まれ東京育ちです。

これは味の好みなどにも反映すると思いますので、

その点も考慮なさってお読みいただくほうがよいと思います。



私が一番気になったのは

東京のカキ「東京紅」です。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-東京紅

東京は他県にたよって生きていますから

「地産地消」、少々複雑です得意げ


意見交換の時も

「東京の地産地消」という点で注目!

といったお話が多かったように思います。

ただ、花頂部

(お花が付いていたところ。カキの頭のてっぺん)

黒ずみの克服が課題とのこと。


でも、そんなに気になるほどではなかったですけれど…。



そして、これはすごい!と思ったのが

リンゴの「千雪」です。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-千雪


これを見てください

最大の特徴は

カット後に色が変わらないこと!!


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-千雪 色の変化


ふつうは茶色くなってしまいますが、

いつまでもリンゴ本来の色です。



ふつう、色が変わらないように、

レモン汁や塩水につけますよね。



でも味が変わってしまうので、

私はやりたくないことの一つでした。



ケーキやフレッシュジュースなど、

加工の業種の方にも

褐変を防ぐためのひと手間を省けるので

注目に値するのではないでしょうか?



個人的にも お弁当

パーティーの時に使いたいですし

風邪の時に食べる「すりおろしりんご」

ジュースの色の変化も防げるので

ビューティージュースの講座にも使いたいです。



研究所の方によると、

色が変わらないという点だけ見れば、

今後も開発の可能性があるとのことですが、

さらに味がよく、栽培性にも優れるものとなると

なかなか難しいということでした。



ちなみに苗は青森県内限定

特許申請中とのこと。



市場デビューの予定は2011年秋

かなり待ち遠しい品種です。



そして

味の点で注目は

「ミルキーな極甘リンゴ」というキャッチフレーズ

「秋田紅あかり」


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-秋田紅あかり

白い点が見た目での差別化

を図れそうですね。


肝心の味なのですが、

極甘というだけあって、とても甘いです。


糖度は14.5~15と

高くて14.5くらいのフジより上。


「ミルキー」と言う表現は

食べたあとの後味の

コンデンスミルクのような風味

表現したものでしょう。




ただ、すぐにその「コンデンスミルク」を感じることは難しく

しばらく味わうと、終わりころに

「コンデンスミルク」を感じます。


「この味のことなの!」と

わかった時、

なんだかとても感動しました。



ナシに関しては

「にっこり」が来年から

「栃木県限定」をはずします。



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-にっこりナシ

海外でも評価が高いナシで

私も取り寄せています。


「限定付きだったからアピールしやすかった」

という意見がありましたが

実力充分だから大丈夫との意見も。



西洋ナシに関しては

今度の「西洋ナシフォーラム」に伺いますので、

そちらを待ちたいと思っております。



もしいらっしゃる方がいたら、

宜しくお願いいたしますドキドキ



新品種がたくさん出ると

生活者の方はどれがどれやら?

混乱してしまいます。



わかりやすく伝える方法を探ることは

これからも続く、私の課題。



ともあれ新しい味に出会うことは

自分にとってすご~く楽しいことニコニコ



たくさんの方に

その「楽しみ」をお伝えできたら

思っておりますドキドキ




   ベルおねがいベル


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