大田市場のコムズで行われた
第5回 くだもの新品種プラットフォーム
「晩秋を楽しむ果物ブランドの味覚」
に参加してまいりました。
研究所、市場、バイヤー、料理研究家
もちろん野菜ソムリエなどなど
たくさんの果物に関わる人たちが集まります。
私は第3回から参加させていただいていますが
イベントが重なったためか
今回は参加者が少ない気がしました。
大田市場は都心からのアクセスが難しいので
皆さまタクシーを飛ばしての参加です。
今回の品種は
リンゴ
秋田 「秋田紅あかり」
青森 「千雪」
ナシ
鳥取 「大秋」
栃木 「にっこり」
愛知 「観月」
大分 「豊里」
山形 「バラード」「メロウリッチ」
カキ
東京 「東京紅」
顔見知りの農経新聞Sさん・農業新聞Yさんなど
もいらっしゃってましたし、
プロの方と似たようなものを私が書いてもつまらないので、
私が気になったものだけをご紹介したいと思います
あくまでも私個人の意見ですので
詳しくは専門紙をお読みいただいたほうがよいでしょう
また、こちらの会は東京市場向けです。
そして私は東京生まれ東京育ちです。
これは味の好みなどにも反映すると思いますので、
その点も考慮なさってお読みいただくほうがよいと思います。
私が一番気になったのは
東京のカキ「東京紅」です。
東京は他県にたよって生きていますから
「地産地消」、少々複雑です
意見交換の時も
「東京の地産地消」という点で注目!
といったお話が多かったように思います。
ただ、花頂部
(お花が付いていたところ。カキの頭のてっぺん)
の黒ずみの克服が課題とのこと。
でも、そんなに気になるほどではなかったですけれど…。
そして、これはすごい!と思ったのが
リンゴの「千雪」です。
これを見てください
最大の特徴は
カット後に色が変わらないこと!!
ふつうは茶色くなってしまいますが、
いつまでもリンゴ本来の色です。
ふつう、色が変わらないように、
レモン汁や塩水につけますよね。
でも味が変わってしまうので、
私はやりたくないことの一つでした。
ケーキやフレッシュジュースなど、
加工の業種の方にも
褐変を防ぐためのひと手間を省けるので
注目に値するのではないでしょうか?
個人的にも お弁当や
パーティーの時に使いたいですし
風邪の時に食べる「すりおろしりんご」
ジュースの色の変化も防げるので
ビューティージュースの講座にも使いたいです。
研究所の方によると、
色が変わらないという点だけ見れば、
今後も開発の可能性があるとのことですが、
さらに味がよく、栽培性にも優れるものとなると
なかなか難しいということでした。
ちなみに苗は青森県内限定
特許申請中とのこと。
市場デビューの予定は2011年秋
かなり待ち遠しい品種です。
そして
味の点で注目は
「ミルキーな極甘リンゴ」というキャッチフレーズ
「秋田紅あかり」
白い点が見た目での差別化
を図れそうですね。
肝心の味なのですが、
極甘というだけあって、とても甘いです。
糖度は14.5~15と
高くて14.5くらいのフジより上。
「ミルキー」と言う表現は
食べたあとの後味の
コンデンスミルクのような風味を
表現したものでしょう。
ただ、すぐにその「コンデンスミルク」を感じることは難しく
しばらく味わうと、終わりころに
「コンデンスミルク」を感じます。
「この味のことなの!」と
わかった時、
なんだかとても感動しました。
ナシに関しては
「にっこり」が来年から
「栃木県限定」をはずします。
海外でも評価が高いナシで
私も取り寄せています。
「限定付きだったからアピールしやすかった」
という意見がありましたが
実力充分だから大丈夫との意見も。
西洋ナシに関しては
今度の「西洋ナシフォーラム」に伺いますので、
そちらを待ちたいと思っております。
もしいらっしゃる方がいたら、
宜しくお願いいたします
新品種がたくさん出ると
生活者の方はどれがどれやら?
混乱してしまいます。
わかりやすく伝える方法を探ることは
これからも続く、私の課題。
ともあれ新しい味に出会うことは
自分にとってすご~く楽しいこと
たくさんの方に
その「楽しみ」をお伝えできたらと
思っております
おねがい
今日もお読みいただき、
ありがとうございます
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野菜ソムリエ 霜村春菜