さぁ、鬼やらいをいたしましょうビックリマーク


百敷の 大宮人も ききつぎて

鬼おふほどに 夜は成にけり (新撰六帖 )



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私の家は

季節の行事に関して

ゆるりとしたところもありましたが、


節分だけは小さいころから

必ずやっていました。

大きくなると

「豆まき」は恥ずかしいものですが…


「鬼は外、福は内」

大きな声でと父に言われたものです。


白い息を吐きながら声を出すと、

体はあたたまり

澄んだ良い声となります。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-日の出


人間、生きていれば

なにか心にたまるものですが、


それを振り払う節目が

必ず訪れているように思います。


私の場合、人からいただく言葉が

きっかけになることが多いでしょうか…。


励ましであったり、

ご自身のお話であったり、

さまざまではありますが、


このタイミングで

このお話をしていただけたことで

変わるきっかけになったりするのです。



そんな言葉を私に贈ってくださった方に

私はこの時期、お豆をお贈りします。



外に追い出す「鬼は外」は、

お手持ちのお豆に。


私の豆は「福は内」


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-甘納豆かわむら
(甘納豆かわむら・16種類のうち10種類を選びました。)


口に入れる「口福」は、

美味しいものがよいでしょうドキドキ


いろいろ考えてお贈りしたのは

私のイチオシの甘納豆。


金澤にし茶屋街の

甘納豆かわむらさん。


去年、加賀野菜の北形謙太郎さんが

お土産にくださって以来


私が食べたくてしょうがなかったんですべーっだ!



北形さんにお願いして

つないでいただきました。

→北形謙太郎さん

(今度出る本でも一緒しています)


根掘り葉掘り聞きましたら、

かわむらさんのご主人さまは

野菜ソムリエさんなのですって!


そしてカワイイ袋のデザインは

奥様のものだそうです。


すごくかわいいデザインで

包装部としてはコレクションしたくなりますドキドキ


甘納豆かわむら(新聞記事しかありませんでした)



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-甘納豆かわむら3
(私のお気に入りはくるみ・栗・しぶ皮栗・とら豆)


それにしても、

鬼を追い出すのならば


「石」のほうが強そうなのに、

どうして「豆」なのでしょうはてなマーク



旧暦には6月6日ころ「芒種」といって、

種をまく日は別にありますが、

(「芒」とはイネ科の穀類をさす言葉です。)



私は、「豆まき」って

「種をまき、その種から新たな芽がでること」

に関係があるのかなと思っています。



昔は節分が大みそか

新しい年は立春から


新しい気持ちが芽生えるように

お豆をまくのかなって。。。


わか菜的な解釈ですから

正しいかどうかわかりません。


四季折々の菜摘歌(なつみうた)-甘納豆かわむら2
(幻の大豆「大浜だいず」の甘納豆)


そうそう、それから


「立春とは名ばかりで、寒い日が…」

なんてお手紙に書いたりしますけれど


寒いのは当たり前のことなんです。


だって立春は「一番寒い日」

とも言われているんですから。



そんなことを言われたら

身が縮こまってしまうかもしれませんが


ちょっとだけ、見方を変えてくださいビックリマーク



一番寒いということは

この日を境に暖かくなるということ。



だから、

春が立ちあがる「立春」



節分の今日は


鬼やらいをして…

節目をつけて


明日の立春、

春が芽を出す日からは



新たな気持ちで

素敵な春をむかえましょうアップ



   ベルおねがいベル


 今日もお読みいただき、

 ありがとうございますドキドキ


甘納豆かわむらのリピーター音譜

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 野菜ソムリエ 霜村春菜口紅