京の食文化と京野菜
先週、東京高輪にある
グランドプリンスホテル新高輪で
行われました。
こちらの記事にあるように、
野菜ソムリエなど
食に関心のある人が多く招かれ、
とても大きなイベントとなりました。
まずは京の食文化に関して
国立民族学博物館名誉官長
熊倉功夫さま
の講演を拝聴いたしました。
とてもダンディな方で
茶道をたしなまれる女性の間で
あこがれの的
野菜を学ぶ上で
多くのヒントとなる言葉をいただきました。
野菜と風土に関しては
大根などは90パーセントが水分。
水は土地に関わり。
野菜はその土地の水で育っている。
という言葉に改めて感銘を受けました。
人にも置き換えられるのではないかと…
思ったからです。
私たちの60%も水。
食べたり飲んだりして、
私たちの体に取り入れます。
とても大切なものですね。
その後はパネルディスカッション。
熊倉功夫さま
京野菜マイスターで
たん熊北店の代表取締役の
栗栖正博さま
同じく京野菜マイスターで
400年続く京都の農家で
京野菜を作っていらっしゃる
樋口昌孝さま
おばんざいの料理教室を主催なさっている
小平康子さま
京野菜料理の試食会では
栗栖さまの
「海老芋 あられ粉揚げ」
会場になったホテルの
フランス料理シェフ高垣吉正さまの
「海老芋のスープ」
本場の京野菜、
大変おいしく頂きました
京野菜は京料理にかかせません。
一度は絶えそうになったものも
あったようですが、
その必要性から
また、食文化が絶えることへの危機感から
多くの人が志を同じくし、
支えてきました。
後世にまで伝える
その努力に感服いたします。
京野菜をいただいたときに
「味を伝え続けること」
また
その裏側にある努力を
わたしはしっかりと
感じていきたいと思います。
京都からいらっしゃった
パネラーの皆様から
美味しいだけでなく
多くのインスピレーションをいただきました。
心から感謝しております。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009110900166&genre=M1&area=K00
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野菜ソムリエ 霜村春菜