花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身よにふる ながめせし間に
(小野小町・古今和歌集)
絶世の美女 小野小町の歌
時の流れとともに褪せていく
花の色と自分自身の美貌を
重ねています
老女となり
身をやつして放浪する小町の姿は
能の「卒塔婆小町」
三島由紀夫の「卒塔婆小町」
などに描かれています
人は誰でも年をとります
バラのブリザードフラワー
那須の直売所で
野菜と一緒に300円で売っていました
一緒に買ったスティックセニョールやカブは
レストランに持ち込み、料理してもらいました
このバラをみると、そんな
旅の思い出が鮮やかに蘇ります

私は着物が多いので
アクセサリーをめったに買いません。
でも東京青山のアクセサリーブランド
coincidanceの
花びらを使ったネックレス(↑写真)だけは
ついつい…
本物の花を樹脂で固めてあるので
つけ心地がとても軽く、
それにとっても綺麗でしょ
ただ、困ることが…
自然の花がそれぞれ違うように
一つとして同じ形、色の花がなく、
次に行ったときに買おうなんて思っていると
同じものには巡り合えないということ。
全部ほしくなっちゃうこと。
あの時買えばよかった
なんて、残念に思うことがたくさん…
ちなみに、このシリーズのネックレスは
アクセサリーバイヤー投票で一位をとったそうです。
前からのファンなのと
地元東京のブランドを応援したい私にとって
とてもうれしいことでした
渋谷の期間限定ショップで見つけました。
誕生石のアクアマリン付きで680円)
「枯れるからこそ美しい」と
思うひともいるでしょう。
「枯れないようにするために
何が使われているのか」
気になる人もいるでしょう。
でも
「美しさをとどめておきたい…」
この色褪せない花たちを見ていると
いろいろなことを思いますが…
私の心を
ハッピーにさせてくれること
にかわりありません
おねがい
今日もお読みいただき、
ありがとうございます
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野菜ソムリエ 霜村春菜