東京でも

週のはじめくらいから

雨が降っています。


恵みの雨です。


生産者さんからは

とてもほっとしたメールが届いています。



雨もまた奇なり

(雨の日もまた格別だ)


北宋の詩人、蘇軾(そしょく)の名句が

思い出されます。



水光 えんえんとして

 晴れてまさに好し


山色 空濛(くうもう)として

 雨もまた奇なり


西湖をとりて

 西子に比せんと欲すれば


淡粧 濃抹

 総てあい宜し



さざなみがきらめく湖は

晴れてこそ美しいが

山が雨にけむる景色もまた

格別な眺めだ

この西湖の美しさを

西施の美しさにたとえていうならば

薄化粧でも濃い化粧でも

どちらも実によい




西湖はマルコポーロも讃えた

中国の杭州にある美しい湖です。


西施は中国四大美女のひとり。

この湖に身を投げたともいわれています。



湖を彼女の美しさにたとえているわけですが、


漢詩で読むと美しい気もしますけれど、

「美人は薄化粧でも厚化粧でもどっちもいい!」

などと実際に口走ってる男性がいたら、

ドン引きするかも。。。汗



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-西湖


京都の老舗 紫野 和久傳

「西湖」という

レンコンをつかった生菓子があります。


私が大好きなお菓子ですドキドキ



とても食べたくなったので、

京都から来るひとに

お願いしてしまいましたアップ



西湖という名前…

お菓子の説明には

粽のことしか書いてありませんが、


私が西湖を訪れたとき、

蓮の花が美しく咲いていましたから、

蓮とレンコンにちなんだ名前かもしれません。

四季折々の菜摘歌(なつみうた)-西湖1


和三盆の品の良い甘さと

レンコンを由来のフルフル食感ラブラブ



たくしていただくと

喉に気持ち良く、


今日のように冷たい雨の日は

蒸してめてからいただいても

ほんのりとした風味を楽しめます音譜



四季折々の菜摘歌(なつみうた)-西湖蒸し


蘇軾が食べたら

冷やしても温めても

「総てあい宜し」

とおっしゃるかもしれませんべーっだ!




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