お仕事の合間に
ちょっとしたハイキングに。。。
お聞かせ出来ないのが残念ですが、
秋の虫が鳴いています。
おほかたの 秋をば憂しと 知りにしを
振り捨てがたき 鈴虫の声 (紫式部 源氏物語「鈴虫」)
秋は、もの悲しいもの…
それをわかってはいるけれど
鈴虫の声は思い出をよみがえらせ
捨てがたいものに感じさせます
世俗を捨て出家した女三宮が
光源氏につぶやいた歌です。
「秋」と「飽き」をかけ、
少し恨みがましくも
よめますね。
ハイキングの最中
お話を伺うのを楽しみにしていた方から
会えなくなりそうとのメールをいただき
少しこんな寂しげな歌が
思い浮かんでしまいました…![]()
でも、
虫時雨の中、
見下ろすと
稲穂が揺れていて
田んぼの隣に
まだ青さの残る
柿が実っていて
焼けたお味噌が香ばしい
「イモ串」もできあがって…
私には
「ふり捨てがたき」もので
いっぱいの秋でした
イモ串は
茹でた小さめのサトイモを
竹串に刺し、
甘辛の田楽味噌をつけて
火であぶったもの
ネットリとしたお芋の食感に
香ばしいお味噌の香り
オナカがすきそうでしょ![]()
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さてさて
肥ゆる秋ばかりでは
困ってしまうので、
オナカをごまかすための豆知識![]()
「紫式部」 「源氏物語」 「鈴虫」ときたら
思い出していただきたいものがあるのです
なんでしょう?
それは2千円札!
(あまり見かけませんね)
もしお持ちだったら裏をチェック![]()
紫式部と光源氏
そしてなにやら文字が…
この詞、
よくよく読むと
源氏物語の「鈴虫」の段なんですよ。
知ってました?
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