メールマガジンの記事のお知らせです。


自分で種を採り、

無施肥・無農薬で野菜の栽培している

関野幸生さんをご紹介しています。(前編)



関野さんは飄々として…

フランクな人です。



彼は、野口種苗研究所さんとともに

種を採る方がいなくなってしまった

「みやまこかぶ」という

カブの採種も、手がけています。



他にも彼の採種したアロイトマトの種など、

飯能の野口種苗さんで購入することが出来ますよ。




去年のシメの記事だったので、

今までを振り返りますと



関野さんもそうですが、

「野菜人・果物人」として取材した方が

口をそろえていうことがありました。



「自分は勘がいいみたいです」



農業に携わる方は、

そういう人が多いのでしょうか。



自然を相手にしているので

観察眼にすぐれているのかもしれません。



実際に取材中、

私は、じっとみられる感じがします。



ファインダー越しに

目を覗き込まれます。



でも

まったく嫌な感じではなく、

疑われているような感じでもありません。



そのままを、受け入れるような、まなざしです。




以前、私は絵のモデルを頼まれたことがありました。



動かないことは

日ごろ訓練しているので疲れないのですが、



そのときは、

自分が吸い取られる感じがして、

毎回ヘトヘトになりました。



その人の個展にいって

私を描いたその絵を見たとき、



顔や体は私のようですが

「私じゃない」

と思ったことを良く覚えています。



私が取材の時に、

どういうふうに接しているかわからないのですが…。



そのままを受け入れる目を持って

文章を書いていきたいと思います。




「種を採ることは命をつなぐこと、

ミヤマコカブの採種を手がける自家採種農家」

http://www.vege-fru.com/column/yasaijin/062_1_090107/