宮沢賢治の「どんぐりと山猫」というお話の中に
…
一郎がまたすこし行きますと、
一本のぶなの木のしたに、
たくさんの白いきのこが、
どつてこ どつてこ と、
変な楽隊をやつてゐました。
一郎はからだをかがめて、
「おい、きのこ、やまねこが、ここを通らなかつたかい。」
とききました。
するときのこは
「やまねこなら、けさはやく、
馬車で南の方へ飛んで行きましたよ。」
とこたへました。
…
このお話を読んだ幼い私が頭に描いた
「きのこの楽隊」は
たとえば、白いマッシュルームのような…
ずんぐりむっくりした きのこたち。
大田市場でいただいた「本しめじ」をみていたら、
そんなことを思い出しました。
スペインのロベルト・パストゥールがつくった
「カペリート」というクレイアニメのお話にも出てきそう。
本当の「本しめじ」はなかなか手に入らないんですよ。
お値段もそれなりにお高い。
ちょっとかわいそうな感じもしつつ、
ホイル焼きにしました。
きのこから滲み出る
うまみたっぷりの汁
さっと醤油を掛けて、いただきます。
もう一つ、最近レストランのシェフに人気だからと、
M.I.さんがくださったのは
秋田大王茸
さすが大王の風格。
イタリア料理などに使う「エリンギ」と
中国料理などに使う「白霊茸」を交配したものなんですって。
あっさりとしていて、柔らかい歯ごたえなので用途は広く。
「バター炒め、塩コショウ焼き、中華炒め、
焼肉、お吸い物、グラタン、シチュー、鍋物、フライ他」
と書いてありました。
グリルパンで焼いて…
ちょっと山盛りにして
バターを載せて、醤油をパラリ。
お料理写真はないのです。
バターが美味しそうに溶けはじめたから。。。
あわてて食べちゃいました。


