この間
夕飯をお鍋にした
具材にキャベツを入れた
そのキャベツ
新鮮だからか、あきらかに虫が食った穴が…
食いに食いまくってる穴が…
それはそれは深くまで
穴が
下ネタじゃないですよ?
キャベツの葉をめくるとあちこちに虫のフンまで
私は毛虫がキライ
青虫がキライ
あれは宇宙からきた小さな嫌がらせだと思ってる
葉をめくる手はフルフルと震えている
いつ遭遇するかわからない
あれ…
耐えきれず
虫食いのある半分を包丁で切り落とした
はぁ
これで青虫とおさらばだ
この一部始終を私は大きめの独り言で実況中継
子供たちは遠巻きに見ていた
遠巻きにしか見れない母親の取り乱した姿…
さて
無事にお鍋が出来上がり
食べよう~
て時になってドラゴンが
『俺いらない虫のフンがついてたキャベツ無理』
と言った
私は珍しく?キレた
あんなに取り乱しながら切ったキャベツを
勇ましく宇宙からきた小さな嫌がらせと戦った勇気を
キサマは無駄にする所存でござるかぁー
『じゃあ食うなもうアンタのためにご飯なんか作るか』
私は手元にあった箱ティッシュから2枚ティッシュをとり
ドラゴンに投げた
ティッシュだからヒラヒラと優雅に舞ったよね
結局
ドラゴンは卵かけご飯を食べた
ピーチは虫とか全くいなかったかのように動けなくなる程、お鍋を食べてた
生き残るのはピーチだなと思った
私が子供にキレるのはよほどの事だ
今回はまんまとヤられた
あの
宇宙からきた小さな嫌がらせに