西麻布にある、安藤忠雄さん建築の


スタジオで仕事をしていた時


東京生まれで、東京育ちの同僚を囲み


熊本出身の先輩が



「幼稚園はカルデラ幼稚園、カルデラ小学校


カルデラ中、カルデラ高校の一貫校だったんだ」



と言いました



「知ってます、有名ですよね~」


「私は、小学校入学の時


一番うれしかったプレゼントは


いのしし!」


「入学に合わせて、調教してもらって


それに乗って学校に行くんです」


「いのししが、間に合わない子もいたりして


ちょっと、かわいそうでした」



と、私



東京でも、とりわけ都会派な彼は


「へぇ~、すごいね!ほんと!?」


と、真顔で言いました




ご自分の趣味とセンスに


ぜったいの自信を持つ上司は



「週末に山に行って、これを集めてきた」



と、長っぴょろいツタを


さも愛おしそうに


イギリス製の高級服地の隣に


置きました



フランス大使館が近くにあったりした場所がら


見渡せば、一流料理店ばかりが


ひしめいていました



私をふくめ、まったくグルメでもなかった人たちが


毎日のランチで、残業の夕食で


必然的に鍛えられ


生活レベルと舌の関係のバランスを


どんどん崩していきました



そして、毎日の名店化が進むと



「ガード下のOOのOO知ってる?


いやぁ、あれは旨かった~」



的なことを言う人のほうが


本質を理解した’グルメつわもの’として


一目置かれるという


パラダイムシフトが日々起こったのでした




スプリング*りんぐin水戸-100227_133559.jpg




昨日、時間のすきまを使って


本屋さんに寄りました


ぱっ、と選ぼう~と、手にしたのが



『シュメル神話の世界』



鳥の足を持つ女神が


獅子とふくろうを隣に従えさせている


古代粘土像の写真を、ちらっと見て


これにしよ~と、レジへ



レジ近くには


’今は、これよ本’(←??)が


ずらり


なにか読んでみようっと、映画にもなった



『食堂かたつむり』



を買い、昨晩読んでみました



偶然選んだ2冊ですけど


おもしろいほど、同じ匂いがしました



食べることは、生きることで


生きることは、食べること


口にするものは、その人と深くつながり


その人自身をつくっていく



エルメスという名前の豚は、


ランドレースという意味の「L」と


女という意味の「メス」を合体させて’エルメス’



いつもベンツのネオコン社長は


お酒を飲む時は、白い馬に乗ってやってくる



料理は、作る前に深呼吸して


いい気持ちで作る


料理に、ぜんぶ出てしまうから




匂いの記憶が、よみがえります




女子フギュアースケートのフリーが


感動と歓声の中、幕を閉じました



音楽を聴いて、舞台を観て


涙がとまらなくなったことはあるけれど


スケートを見て涙が出たのは


はじめてです



小澤征爾さん指揮の


『G線上のアリア』 を聴いたあと


なぜか、頭が痛くなるほど


涙が出てしかたがなかったことを


思い出しました



悲しいこと、つらいことがあった


なにか思い出と重なった


ということでも なかったのに



金メダル


頭が痛くなるほど、美しかったです




真央ちゃん、キム・ヨナ選手


おめでとう!


大ブラボー