こんばんわ~

いかがお過ごしですか

世界的なチェロリスト ミッシャ・マイスキー
娘が4~5歳ぐらいで、息子が生まれてほやほやの頃
NHKの『未来への扉』という番組に
彼が出ていました
なんとなく、偶然、見たように覚えています

子どもたちに曲を聞かせて、質問する場面がありました
ゆっくりで重厚な曲と、速くて軽やかな曲を
「どちらが年をとっていて、どちらが若い演奏家だと思う?」
と彼は聞きました
ほとんどの子どもたちは、ゆっくりな曲を年取った演奏家で
速い曲を若い演奏家だと言いました
その中で、一人だけ
「ゆっくりな曲は、重厚だけど、ぎごちない感じがして
速い曲は、軽やかだけど、自由で楽しそうで
経験豊かな感じがするから、速いほうの曲が好き」
と、答えた子がいました
どちらも、彼が演奏したもので
ゆっくりで重厚感がある曲は、若い時のマイスキーの音
速いテンポのものは、その頃のマイスキーの音ということでした
そして、音についての話、強制収容所にいたときの
話をしました
静けさの中で、風の音や虫の声を聞くことが感性を育てること
収容所の中にいた経験が、生への感謝につながっていること
収容所を出ることができたなら、チェロに命を捧げようと
思っていたこと
TVの向こうで、私とはスケールのまったく違う人が
音楽の話をしているのに
「大丈夫だよ、そのうち楽になるから」
と言われたような感じがして、じっと見入ったことを
思い出します
そして、読みふけっていた、どっさり買い込んだ子育て本を
そのままにして、二人を連れて、なんとなく散歩ばかり
するようになりました
今年11月に、彼の来日公演が予定されていて
子どもたちと会いにいこうと思っていま~す

お話を聞いてファンになったくちなので
ますます自由に奏でられる、ふくよかで豊かな音を
プラチナになった彼の髪と共鳴することを
楽しみに~
