家の周りを歩いている、完全なノラネコたちは
動きも機敏で、いつも神経を張っているようにみえます。
プッチは、私の家にどんな風にしてたどり着いたんでしょう?
ちっちゃな子猫が、ガレージの高い棚の上で、ミーミー鳴いていて
ねこの世界をまったく知らない私は、ほとんど、誰かが置いていったとばかり
思っていました。
ノラネコのことを少し本でみたら、ノラの親子には別れの儀式があるとか。
この子をどうしようか考えあぐねて、そのまま外に置いておいた数日間に
プッチは、何かに噛みつかれたようなケガをしました。
あわてて病院に連れて行きましたが、しばらくの間、片足を引きずっていました。
ある時、外でケンカのような激しいネコの鳴き声がしたので、思わず出てみると
大きなネコが、プッチに襲いかかろうとしていました。
本で、読んだばかりだったので、もしかして、この大きなネコが
母ネコで、別れの儀式として、子を威嚇しているのでは。。。?
それとも、完全なノラネコがプッチのエサを横取りしようと
強さを誇示しているのかしら。。。?と
二通りの考えが浮かびました。
田舎とはいえ、ねこの宿になったのは初めてです。
どういう風にして、ここにたどり着いたのか
どうして、私の椅子にいつも寝るのか。
ケガはすぐ治りましたが、少し普段と違うことがあったり
時おり叱られたりすると、必ず、治ったはずの前あしを
ずっとずっと、なめ続けます。
どういう風にたどり着いたのか
どうして、私の椅子に寝るのか
どうして治った怪我のところをなめるのか
ねこのことが、わかるようになった頃には
もう、そんなことは、
どうでもいいことになっているような気がします。




