• 正式名 : 出流山 満願寺 [出流観音]
  • 所在地 : 栃木市出流町288
  • 宗 派 : 真言宗智山派
  • 創 建 : 伝・和銅2年(709年)、伝・行基
  • 本 尊 : 千手観音菩薩
  • 霊 場 : 坂東三十三観音霊場第17番、関東八十八箇所 特別霊場
  • 特 記 : イチョウ(県指定天然記念物)
  • 参拝日 : 2015.4.12
ここは坂東三十三観音第十七番札所。連れが「巡礼途中のお寺なのに、満願寺っていうのね」とつぶやきました。
本当です。私の巡礼の旅も、まだまだ途中。満願したーい。
 
 
江戸時代、享保20年(1735)に建立された古い仁王門。
中には顔を引いた大きな赤い仁王様がいました。
 

 

県指定天然記念物のイチョウの大きさに驚きます。
大きな本堂に負けないほどの迫力。
「鎌倉の大イチョウよりも大きいのかな」とつぶやいたら「ここに書いているよ」と連れに言われ、説明版を読んだら、ちゃんとこちらの方が大きいと書かれていました。

 

香港風と言いましょうか、境内のところどころは、なんだかとってもエキゾチックな感じ。

 

 
広い境内を歩いて行くと、鐘楼と鐘がありました。
変わったデザインの屋根に引かれて近くに寄ろうとしたところ、手前の池に目が留まりました。
とても水が澄んでいて、泳いでいる鯉が、影までくっきりと見えます。
素手でも捕まえられそう。本当に、水がきれいなところです。
 
 
かっこいい龍の手水舎を、角度を変えて激写。尻尾が長ーい。
 
 
徳川末期の代表的建築様式で作られた古めかしい八間四面の本堂が、正面に見えてきました。
筑波山・奈良興福寺と一緒に日本三御堂と呼ばれているそうです。
 
 

森の緑に包まれた、静かな古刹。
ご本尊は弘法大師作と言われる千手観音像。ただ観音扉が閉まっていて観られませんでした。

 

そののち、奥の院に行き、座禅修行を受けた話など、詳細は、旅ブログに記しています。
 ⇒ 『出流旅行記-2』


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