-【狛犬ノート】入り口----------------------------

      タイプ■江戸中後期
      建立年■文化五戊辰(1808)十月吉祥
      寄進者■三十九世日詮、麻布 市兵衛町講中、他大勢
      世話人■中延村惣代、鏑木政五郎、同 儀右ェ門他
      石 工■永坂町和泉屋庄兵衛
      保存状態■良
      撮影日■2015.1.12
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古い狛犬がいました。おそらく「江戸中」に分類されるタイプではないかと思います。
ずんぐりしていて、かわいらしい感じ。
なんとなく、蝉やカブトムシをつかまえて、もそもそ食べていそうです。

          

素朴な中に、洗練さを感じる彫りの表現。
台座には、数え切れないくらい大勢の寄進者の名前が載っていました。

          

動きは見えない、静止図のようですが、腹部にかかるたてがみの流れには風を感じます。
この角度だと、どちらも口を開いているように見えますね。

          

分厚い特徴的な尻尾。身体がほとんど隠れてしまっています。

          

    -【狛犬ノート】拝殿前----------------------------

      タイプ■護国系鈴昭和
      保存状態■良
      撮影日■2015.1.12
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こちらは新しい大きな狛犬です。「鈴昭和」に分類されるようです。
勇ましさが全身からにじみ出ていました。
武神を祀る八幡宮にふさわしい雄々しさです。

          

後姿も力がみなぎっています。
なにか投げても、はね返ってきそうです。

          

また、撮影はしませんでしたが、拝殿内には陶器の赤茶の狛犬がいました。

     ● 旗岡八幡神社