山の上にあり、自転車でふうふういいながらたどり着きました。

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      正式名■威徳山影向寺(ようごうじ)(稲毛薬師)
      所在地■川崎市宮前区野川419
      宗 派■天台宗
      本 尊■薬師如来
      創 建■7世紀後半、伝・行基
      霊 場■稲毛七薬師
      参拝日■2014.4.26
      特 記■「関東の正倉院」とも言われる関東地方屈指の古刹
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天平12年(739)光明皇后の病が癒えたことを記念して、聖武天皇が行基に創建させたお寺。

大化の改新(645年)以降にできた武蔵国の中の橘樹郡は、日本書紀にも登場するそう。
このお寺は橘樹郡の中心地で、天平文化を伝えたそうです。



影向とは馴染みのない言葉ですが、「神仏が一時姿を表す」という意味だそうです。
境内に足を踏み入れると、外国人の男性がどこからともなく現れ、参拝をして、またひっそりと姿を消しました。
何かの化身だったんでしょうか?欧米人でしたが…?



八角形の太子堂もありました。
聖徳太子を祀るお堂は、八角形のものが多いように思います。
夢殿を模しているのでしょうか。



樹齢600年の大銀杏の迫力には圧倒されました。
根元には、ちいさなお地蔵さんが、柔らかい微笑みを浮かべていました。



     ● 影向寺の手水舎

     ● 影向寺の鰐口

       ◆ 準西国稲毛三十三観音と周辺寺社巡り