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      正式名■瑞應山 蓮華院 弘明寺(弘明寺観音)
      所在地■横浜市南区弘明寺町字山下267
      宗 派■高野山真言宗
      霊 場■坂東三十三観音 第14番・武相不動尊 第18番
      本 尊■十一面観世音菩薩
      創 建■伝・737年(天平9年)
      開 基■伝・行基
      参拝日■2014.04.13
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古めかしいお寺。横浜市内最古の寺院です。
境内はそう広くはありませんが、きちんと整備されています。
結界の中には霊石とされる七つ石があり、その上には、小さな願い石が載っていました。



高野山でよく見かける、「こうやくん」のパネルを見かけて(あれっ)と思いました。
こうやくん、これまで高野山か高野山カフェでしか見たことがなかったので。
ここが高野山真言宗の寺院だからですね。
このお寺オリジナルの「ぐみょうくん」とかがいてもよさそうです。



修行中といった風の若い僧侶が数名、境内で何か作業をしていました。
作務衣姿でてきぱきと動いており、活気を感じます。

ようやく弘明寺観音に会えました~。
ここから数駅のところに住んでいた10年間、一度も参拝せずにごめんなさい~。
今回がいい機会でした。坂東の札所になっていてよかったです。



お堂には、木造の閻魔大王がおいででした。
目を見開いて咆哮しています。
ギャー、コワいー!でもえんま様、好きー!
ほかにも弘法大師像や弁才天像がありました。



古刹を訪れると、歴史の重みを感じて胸がいっぱいになります。
このお寺も、時代の流れをまとうすばらしい場所でした。
さっそく「弘明寺観音友の会」に入会しました!

行きは横の山門から入ったため、帰りは正門から出ようと、お寺の石段を降りて行きました。
かなり下っていきます。これ、地下鉄の駅や商店街方面から来たら、ウンウンいいながら石段を登ることになったんだわ。



仁王門の横には「さあ、一緒に祈りましょう!」と明るく勧めるメッセージ。
レッツ・プレイ♪ってことですね。
石段の上にあって、古めかしい仁王門からは見えないお寺は、敷居が高くて初めての人は入りづらそう。
こんな風に背中を押してもらえると、行きやすくなります。



門の中には、表情豊かで今にも動き出しそうな赤い仁王様がいました。
「ここ、ひと押ししたら簡単に出れるな!」「確かに、ひと叩きしたら壊せるな!」みたいな力自慢の会話が聞こえてきそうです。





仁王門の先には、アーケード商店街となった参道がまっすぐ奥まで続いていました。