-【狛犬ノート】----------------------------
タイプ■尾流れ
建立年■明治30年(1897)10月
世話人■原喜三郎 野口新蔵
寄進者■新吉原京町壱丁目 野口銀蔵
同 府揚屋町 志方金太郎
千葉県千葉町新池 志方平吉
石 工■鶴見橋 飯嶋吉六
保存状態■良
撮影日■2014.03.23
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この日は日差しが強く、濃淡のコントラストがくっきりしていて、写真を撮るにはあまり適していませんでした。
だからこそ、狛犬はいっそうドラマティックな様子で迎えてくれましたが。
阿吽共に子連れ。一頭は授乳中で、ほのぼのとした光景です。
背中によじ登っている狛犬もいて、ママ(?)大変。
子をあやす脚に、なんとなく優しさを感じます。
子供もなまいきに、ちゃんとした尾流れ。
将来有望です。
親は惚れ惚れするような尾流れ。
吉六らしい大胆な動きが見えます。
阿形の背中の仔犬の後姿も、手を抜かずにきちんと作りこんでありました。
いい一対です。もうちょっと台座が低かったら、子供を撫でられるんですが、親犬の足にも手は届きませんでした。
まあ、人に触られない高さだからこそ、保存状態がよいのだともいえますからね。
拝殿内には神殿狛犬がいたそうですが、中はのぞけませんでした。
● 中丸子神明大神
● 中丸子神明大神の手水舎