馬場という場所にある稲荷神社なので、この名前だと思いますが、馬術上達や馬上安全を祈願する稲荷社なんだそうです。
お稲荷さんでも、馬に関係することがあるんですね。
-【狛犬ノート】----------------------------
タイプ■お狐さん
住 所■横浜市鶴見区馬場3-17-5
建立年■文化7庚年(1810)11月
石 工■飯島吉六
保存状態■ほぼ磨耗
撮影日■2014.03.22
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人家の中にさりげなくあるお社。
扉は閉ざされていますが、中をのぞいてみると、なんと木造の神殿狛犬が鎮座していました。
まあ、意外だわ。
床ではなく、台座代わりのなにかに乗っているのがかわいいし、氏子さんに大切にされていることが感じられます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/14/37/j/t02200248_0355040013026276997.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/ec/f8/j/t02200248_0355040013026276994.jpg?caw=800)
ここは、私が追っている飯島吉六が残した唯一のお狐さんということで、興味しんしんでした。
拝殿そばではなく、入り口にいましたが・・・
磨耗のすごさに圧倒されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/80/f9/j/t02200270_0326040013026320800.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/bc/99/j/t02200273_0322040013026319339.jpg?caw=800)
こ、これはなんでしょうか。狐といわれればそう見えなくはないですが、表情どころか格好さえももうわからなくなっています。
むしろ、これでまだ現役を守っているというのがすごいところ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/f7/6c/j/t01990400_0199040013026320799.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/94/19/j/t01830400_0183040013026319369.jpg?caw=800)
こんな形になっても、バランスよく立っているのが逆に不思議なくらい。
像がこの状態ですから、石工の名前なんて残っていないかも、と思いましたが、台座は案外きちんと残っており、名前も彫られていました。
(ただ、うまく画像には撮れませんでした)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/83/01/j/t02200242_0364040013026319341.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/db/ac/j/t02200281_0313040013026320801.jpg?caw=800)
ううむ・・・奉納当時の姿を見たかったです。
こういった石像を見ると、風雨にさらされている参道狛犬は、経年劣化により崩れいくものだと実感し、今のうちにいろいろと見ておきたいなという気持ちが募ります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/78/ae/j/t01880400_0188040013026320797.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140806/16/spring-nights-dream/b6/84/j/t02070400_0207040013026320798.jpg?caw=800)