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                  社 名■中山神社
                  鎮座地■埼玉県さいたま市見沼区中川145-65
                  主祭神■大己貴命
                  創 建■(伝)紀元前95年
                  本 殿■流造
                  参拝日■2013年11月4日
                  特 記■中氷川神社
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「中川にある中山神社」というのが、土地勘がない身にはややこしく、「中山にある中川神社?」とこんがらかりながら向かいました。
バスに結構揺られていく、不便な場所にありました。 

ここは、氷川神社と氷川女体神社の中間に位置することから「中氷川」という名で呼ばれるようになったそうです。
大杉の立ち並ぶ長い参道は、静かで心が洗われるよう。
雨がちだったため、ほかに参拝者もおらず、なおさら落ち着いた雰囲気を味わえました。

春の夜の夢


こぎれいな境内で、竹箒で丁寧に掃除をしている人がいました。
いくつも祀られている摂末社の中に、疱瘡守護社があって、つい声に出して読んでみました。
疱瘡にかからないように、お参りします。
ほかに荒脛(あらはばき)神社というのも珍しいなと思いました。

先ほどの大宮氷川神社の七五三参拝客のごったがえしには驚きましたが、こちらは内殿でお祓いを受けている子どもたちくらいしかいません。
この神社では、七五三参りの予約制をしいていました。
時代に残されたような古めかしさ漂う神社ですが、今どきのシステムを導入しているようです。

春の夜の夢


境内の静けさがとてもすてきだったので、写真に残しました。
拝殿から見渡した光景。参道がまっすぐ続き、奥には鳥居が見えます。

春の夜の夢


バス通りは参道の途中を横切っているため、帰りのバスを待つ間、参道の始まりまで行ってみました。
朱鳥居があり、興味津々で下をくぐる私を、通りすがりの地元のおばさま(画像奥)がにこやかに見守ってくれたので、目礼をしました。

● 中山神社の狛犬