横浜市神奈川区神奈川本町18-2

今回の観音様巡りでいちばん初めに訪れたのが、このお寺。
前はよく通っていましたが、参拝するのは初めてでした。

ここは「神奈川宿歴史の道」史跡の一つで、横浜開港時代にはフランス領事館として接収されていました。
入口で驚きます。「浦島寺」と書かれた石碑が乗っているのは、亀の上!

春の夜のゆめ


このお寺は「うらしま寺」と呼ばれています。
浦島伝説で、竜宮城から戻ってきた浦島太郎が、父親の墓を建てて弔った場所とされているそうです。

春の夜のゆめ


【浦島父子碑】

父の名前は浦島太夫、子の名前は、浦島「太郎」ではなく「太良」と書かれています。
横浜市地域文化財に指定されています。

春の夜のゆめ


手水鉢も、もちろん亀でした。こちらはモダンな感じ。

春の夜のゆめ


【本堂】

浦島観音堂はこの横にありました。

春の夜のゆめ


【浦島聖観音】(秘仏)横浜市地域文化財
浦島太郎が玉手箱と一緒に持ち帰ったとされている、高さ40cmの観音菩薩像です。
亀化龍女神像と浦島大明神も安置されています。
春の夜のゆめ


優美で優しげなお姿でした。こちらも亀に乗っておいでです。
乙姫様に似ているのでしょうか。
お目にかかれて、幸せでした。
春の夜のゆめ


子供の日は終わったものの、近くの神奈川公園では無数の鯉のぼりが風になびいていました。

春の夜のゆめ