旅行から帰ってから旅の経験から気づいたことを書いていますが、
たくさんあって書ききれません。笑

普段の生活以上にシンクロやハプニングが多いせいか、
学ぶことや気づくことも多いのだと思います。

今日はそんなハプニングのお話を書きたいと思います。

旅の最後のクライストチャーチでのお話です。
(旅話に興味のないかたは、後半をどうぞ。)

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(クライストチャーチ市内にあるトレッキングコースにて。)

ここでも一般の人のお宅にステイさせていただいたのですが、
帰る飛行機に乗る日の午前中、
ステイ先の人が仕事が休みだから一緒にトレッキングに行こうと誘ってくれました。

街の中心から少し離れたところにあるそのお家から車で5分のところに
素敵なトレッキングコースがありました。

あるのは聞いていたのですが、車がないと行けない場所だったので、
とてもうれしくてルンルンでした。

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トレッキングと言ってもそんなハードなものではなく、
湿地帯なので平坦な道で、
自然保護のためトレイル(木の歩道)も整備されていて歩きやすい場所でした。

広大な敷地に大きな沼がいくつもあり湿地帯が広がり、
その周りには牧場もあり、
街からこんな近くにこんな自然があるなんて、
本当に素晴らしいなと思いました。

そこは特に野鳥の聖地と言われ、
50種類以上の野鳥が見られ、野鳥の観察小屋もあり、
バードウオッチングには最高の場所でした。

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秋の終わりとは思えない温かな快晴のお天気の中、
2人で歩き出しました。

日本とは違いほとんどすれ違う人もなく、
犬の散歩やウォーキングやジョギングでなくても散歩できるのが、
本当にうらやましく思いました。

沼には黒鳥がいたり、草むらに飛べない鳥プケコがいたり、
そのずっと向こうには羊や牛も見え、

聞いたこともない美しい鳥の声を聞きながら歩きました。

ずっと歩いていると、
途中でトレイルが水に沈んでいました。

最近雨も降っていないのに、
数メートルだけ両側に広がる沼がトレイルを越え
隠れてしまっていたのですが、

まっすぐ歩いてきた道と、沼の向こうにも
同じようにトレイルが続いていたので、

きっと少し水がかぶっているだけだろうから、
靴が濡れるくらいならいいやと、
つま先でちょんちょんと歩こうと一歩を踏み出してみると、

ズボッ!! っとハマり、

えっ!ヤバい!と思い反対の足を慌てて出したらまた、

ズボッ!!

えー!!まさかこんなに深いなんて!
しかも一ヶ所だけではなく私が歩いた場所全部が深く、
底にトレイルがある感触などないのです。

沼なので水は黒く、色んな水草や藻?のようなもので何も見えません。


なんとか歩いてそこから脱出したのですが、
もうびっくりでした!

靴どころか服までドロドロになり、
何?今の何?!…という感じでした。

一緒にいた人は何故か無事で(本当に謎です!)、
私だけ沼にハマりました。

その人がびっくりして心配してくれたのですが、
なんだかだんだんと笑えてきて、
大爆笑してしまいました。

(ここで、「帰る飛行機に乗る日なのに・・・」と気分が落ちるようでは、
人生楽しめません!笑)

もう涙が出るほど笑い、

そこからまだ半分くらいコースが残っていたので、
そのドロドロに水草まみれの姿で
歩きました。

なんだか臭うよね、とか言いながら。笑

でも、パスポートとカメラが無事で本当に助かったー!と思いました。

せっかくなのでその後も楽しみながら(そして笑いながら)歩き、
珍しい鳥もたくさん見ました。


そのコースの後、ちょうどお昼だったので、
彼女がお気に入りのカフェに連れて行ってくれるつもりだったというので、

替えの靴を買いに行く?と言ってくれましたが、
もう帰るだけだし荷物になるから靴なんていらないと思い、

ぜひカフェへ!と、結局水草まみれのドロドロ靴は脱ぎ、
(さすがに不快すぎて履いていられなかった…。)
裸足でカフェへ行きました。笑

足もズボンもドロドロでしたが、
足はどうせ裸足で汚れるから後で洗えばいいし、
ズボンはとりあえず捲り上げてなんとか。。笑


ニュージーランドでは、夏場など街中でもたまに裸足の人がいます。

みんな人の目なんて気にしないので、
自分が裸足で歩きたいと思ったら裸足でスーパーへ行ったりします。

なので私も裸足でカフェへ。笑
(あまりカフェに裸足で行く人は見ませんが。)

でも、靴を脱ぎ裸足で街を歩くと、
なんとも言えない開放感が。

日本ではなかなかできないですからね~。

ああ、私、ニュージーランド人の気分だー!と思いながら、
(普通はみんな靴を履いています。)
カフェでランチを食べました。

その後、靴と足をサッと洗い、服は着替え空港へ。
靴は履ける状態ではなかったので、持っていたスリッパに裸足で。笑

もうなんだか色々おかしいですが、
でもさすがはNZ、だれも私を見たり気にしたりしないのです。

それがすごく気持ちよくて、自由で、
やっぱりここが大好きだなー!と思いました。


海外でもここまで開放感があり
人を気にしない国はそうないです。

それに対して いかに日本では人目を気にしているか、
人のことを気にしているかを感じました。

ずっと住んでいるとそれが当たり前で、
気にしていることすらわからないですが、
そうではない国へ行くとそれがよくわかります。


日本では、いい大人が仕事に行く時や人に会う時にノーメイクなんて
マナー違反だと思われたりしますが、

海外でそんなことを言う国をほとんど知りません。

例えば、ヨーロッパでオペラを観に行く時や
高級レストランに行くなど場所に合わせて
服装やアクセサリー、メイクなどを選ぶのはTPOとして納得ですが、

日本では仕事以外でも日常的に、本人がしたいかどうかではなく
周りにどう見られるかを気にしてメイクをする人が多いです。

服装も、“もう◯月だから、これは着られない” と、
自分の体感より、おかしくない方を選んだり。

時にそれは日本らしい季節感としていいものだと思いますが、
季節感を味わいたくてするならいいですが、
合わせなくてはならないからするなら、ちょっと残念ですね。

そうして、周りに合わせるのが当たり前で、
自分基準ではなく、
世間の目が基準になっていることに気がつかなくなっているなと
今回わかりました。

もっとみんな自分でいていいのでは?!

もっと自分の感じるままにいていいのでは?!

と、強く思いました。

服装やメイクなどの外側に限らず、
生き方も在り方も、自分でいたっていいはずです。

そうして自分のままでいるようになると、
人のことも気にならなくなると思います。

人のしていることが気になるのも、
人の目を気にするのも、
自分に集中できていないからですし、
自分らしくあることを自分にも他人にも認めていないからでは?!


子供の頃はわかりませんが、記憶ある中では
今回 人生で初めて沼にハマり、
裸足で街を歩いてカフェに行き、
大きな発見がありました。

日本で私の日常を過ごしていたら
一生沼に落ちることもなく、気がつかなかったかもしれません。

こんな旅先のハプニングが、
私の当たり前に思わぬ大きな風穴を開けてくれました。

旅に出るたび、そんな風穴がどんどん広がって、
私はより自分のままで生きられるようになっていると思います。

以前より少し広がった世界を、
またこれから私のままで日々楽しんで生きていきたいなと思います。o(^-^)o

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最後に最高におもしろい思い出の場所ができました。笑

ぜひまた行きたいです(^-^)/

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Yuko Kitayama


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