昨日たまたま家族がテレビをつけると、
川崎宗則さんという野球選手が出ていました。
ご存知のかたも多いと思いますが、
日本のプロ野球で活躍後、
今はアメリカのマイナーリーグでがんばっている私も大好きな選手です。
明るいキャラクターと前向きさがとても素敵なかたで、
アメリカでも多くのファンやチームメートに愛されているようです。
なかなかメジャーに上がれず、
今期は日本の球団から10倍以上の年俸を提示されたようですが
それを蹴り、
アメリカでメジャーに挑戦することを決めたそうです。
そんな彼がこんなことを話していました。
（内容をまとめたので、彼が話したままの言葉と
違うところがあるかもしれません。）
お金より環境より、
死ぬ間際に人生で後悔することって、結局のところ、
僕の契約書には、“僕が何を望むか” しかない。
僕の契約書に書かれていたのは、
“アメリカで野球がしたい” ということだけ。
だからここでやります。
明日にはもしかしたら怪我をして
野球ができなくなるかもしれない。
だから今精一杯楽しんでやるだけです。」
素晴らしいですね！
彼は日本にいる時からそうでしたが、
今も瞳がキラキラしていました。
アメリカのマイナーリーグの月収は普通30万円くらいだそうです。
（彼がどうかは知りません。）
日本に帰ってくれば年俸がドンと出て、
家族と安心して暮らせ、
川崎選手自身も体をケアしながら野球ができるとわかっていながら、
先が不安定でいつどうなるかわからなくても、
それでもアメリカで野球がしたいから
やることを選ぶ彼は素敵だなと思いました。
さらに、
「いつ怪我をして野球ができなくなるかもしれない。
でも、それでもいいな。笑」
と笑っていました。
普通なら、絶対怪我なんてしたくない、
ずっと元気に野球をしたいと思うところを、
怪我をしてしまうならそれはそれでもいいと言えるほど、
毎日野球ができる喜びを満喫しながら生きているのだろうなと思いました。
でないと、これはなかなか言えないですね。
もちろん、そう言いながら体を大切にケアされていましたが、
彼のように生きれば、スポーツ選手なら誰もが来る現役引退も、
悔いなく迎えられるように思います。
（どんなに精一杯味わっても、それでもやっぱり最後は
もっとやりたかったと思うのかもしれませんが。）
その生き方の潔さ、清々しさ、迷いのなさは、
自分の心の声をしっかり聞いて従い生きているからでしょう。
死ぬ間際に人生で後悔することって、結局のところ、
自分がやりたかったことをやらなかったからにつきると思います。
ある調査によると、
死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は、
死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は、
1. 自分自身に忠実に生きればよかった
2. あんなに一生懸命働かなくてもよかった
3. もっと自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった
4. 友人関係を続けていればよかった
5. 自分をもっと幸せにしてあげればよかった
だそうです。
川崎選手の話していた
「自分の契約書には自分が何を望むかしかない。」
というのは、
私たち人間みんな共通のことだと思います。
みんなただそれを忘れていたり、見ないフリをしたり、
臆病でやらなかったり、できない真っ当な理由を探したりして生き、
死ぬ間際にやっと思い出すのでしょう。
言い訳なんかしていないで、怖がらないで、
やってみればよかった… と。
私たちも、自分が何を望むか？という一番大事な契約を思い出し、
勇気を出してそれに従い生きましょう。
今ならまだ間に合います。
まずは自分が何を望むか自分の心によく聞いてみましょう。
ずっとやりたいと思っていたことは、
もしかしたら、ただ周りがそれを高く評価していたから
ということもあります。
地位も名誉もお金もなくても、
人からうらやましがられなくて自慢話にならなくても、
周りの評価や目などを取り払い
それでもしたいことは何でしょう？！
川崎選手のようなハッキリした夢でなくても、
もっと身近な夢かもしれませんし、
もっと小さな夢かもしれません。
そんな自分の心の契約書に目を向け、
今日、今から、そちらに向け進んで行きたいですね。
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