今日は夜珍しくテレビをつけたら、
ちなみに自閉症とは、
愛だなぁ…と思いました。
差し出された愛って、
ブログを読んでピンときた女性のかた、
自閉症の男性のお話をやっていました。
『君が僕の息子について教えてくれたこと - NHK』
ちなみに自閉症とは、
先天性の脳機能の障害による発達障害だそうで、
人と上手くコミュニケーションが取れなかったり、
言葉が話せなかったりするそう病気だそうです。
そんな1人の日本の青年が書いた本が
世界中で読まれているのだそう。
彼は東田直樹さんというかたで、
実際、テレビに映る彼はパソコンはゆっくり打てましたが、
言葉を話すのはかなり難しいようでした。
でも、彼のキーボードを通して出てくる言葉は、
私たちよりずっと感性豊かで、
世間のこともしっかりわかっていました。
彼は、よくじっとしていられなくて、
ぴょんぴょん跳ねていましたが、
そんな時の彼の気持ちは、
“桜をずっと眺められない。
美しさがわからないのではなく、
心がざわざわして、どうしていいかわからないのです。
わかっているのは僕が桜を大好きだということ。
物は全て美しい。
僕はそれを自分のことのように喜びます。”
と素直でピュアな感覚を、
とても客観的にキーボードを通して語っていました。
そうか、何もわかっていないわけじゃなく、
こんなにしっかりわかっているんだなぁ。
いや、むしろ私たちより感性が
際立って豊かなんだなぁと感心しました。
そんな彼の言葉で心に響いたのは、
“僕の家族は、僕のせいで何かを犠牲にしたと思っていない。
そんな家族といられて幸せです。
僕といるために周りの人が不幸になるのは辛いです。
どうか悩まないで。
ただ言葉で表現ができないだけです。
子供が一番望んでいることは、
両親の笑顔です。”
愛だなぁ…と思いました。
彼も、彼のご家族も、愛がいっぱいです。
“あなたのためにこんなにしてあげている”
という思いは自己満足であり、
愛とは言い難いです。
ただ純粋に相手の笑顔を望むその澄んだ心が、
眩しいほど愛で溢れていました。
これは日常の私たちにも言えることで、
純粋に相手の笑顔のためにしていることか、
“こうあってほしいから、こうした”のかは、
大きな違いです。
人と接していてもブログを読んでいても、
そんな愛や、
反対に、望む結果を期待するあざとさが
透けて見えてしまうものです。
思わず自分を振り返りますね…。
差し出された愛って、
受け取る側は自然と本物か偽善か感じ取るものですね。
これは動物の本能みたいに思います。
愛って誠実さが問われますね。
“愛の誠実さ”なんて言うと、
すぐ“浮気をしないこと”とか出てきそうですが、
そんなことではなく、
取り繕った偽善がない、
ウソのない素直な気持ちがベースであることが
大事なのかもしれません。
愛とは、
正しさより、
一般的・常識的であることより
もっと自由で、
真面目に堅苦しいものではなく、
心から湧き上がる喜びに誠実に生きること
かもしれません。
笑顔で楽しみながら
自分の心に誠実に生きていきたいです。
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