今日は映画『思い出のマーニー』を観てきました。

実は行く前は周りであまりいい評判を聞かなかったので、
あまり期待はしていなかったのですが、
私はよかったと思いました。


まず、ジブリ作品でいつも素晴らしいなと思うのはその世界観で、
どの作品を観ても

うわ~こんな街で暮らしてみたい!

と思うのですが、

今回も、舞台になっていた
北海道の釧路、根室あたりの町⁈が素敵でした。

魔女の宅急便のように、
『その街に住みたい!』
というのとはちょっと違い、

霧が流れる海沿いの町、湿地の鳥たち、
風が草を渡る音、
海の向こうに見える古い洋館、
月夜の海や星空…

そんな自然の豊かな表情が素敵でした。

ストーリーも自然の様も、
幻想的な雰囲気が大人っぽくて、
余韻と味わいがありました。


さて肝心のストーリーですが、
ネタバレしないようにちょっとだけ。


自分が、大嫌いな主人公の女の子アンナ。

自分が大嫌いって、そう思ったことがないと
その辛さや苦しさはピンとこないかもですが、
もうどうしようもなく生きるのが辛いです。

そんな主人公がマーニーという女の子と出会います。

マーニーって何者?

という謎がありつつ、
予告編でもあったシーンへ。


マーニー「お願い! 許してくれるって言って!」

アンナ「もちろんよ! 許してあげる!」


後でわかりましたが、
このシーンが1番大事なところだろうなと思いました。

マーニーを“許すこと”がどれほどの変化を生むか。

この映画は、マーニーが何者か?より、
そこがポイントではないかと思います。

許すことで自分を受け入れ、
周りも受け入れられるようになる。

その後、大きく変わっていく主人公が、
それを語ってくれています。



子供が観ても普通に楽しめるかなと思いますが、
真意はちょっとわかりにくいかも⁈

でも幻想的な雰囲気や世界観はやはりステキなので、
私はいい映画だったなぁと思いました。


私も月夜の海でボートにゆられてみたいなぁお月様キラキラ

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