お盆の間…
というか、このところずっとでしょうか。
折に触れ、亡き祖父のことを思い出す場面が多くありました。
私が生まれた時、祖父は父方、祖母は母方の一人ずつしかおりませんでした。
小さい頃は、自転車で行き来できる距離に祖父が住んでおり、その後県内で引っ越した後も、
週末、両親が仕事で留守の時は電車で来てくれ、私と妹を見てくれてました。
描いた絵を見せるといつも褒めてくれて、
名字の漢字が、元は同じ読みの違う字だったのを、先祖の一人が勝手に変えてしまったとか(笑)、
使っている杖は手作りした物だとか、そんな話を覚えています。
その祖父が昔、写真館をやっていたと聞いたのは、高校くらいの時です。
父の出身は北陸で、その町で祖父は写真館を営んでいたのだそうです。
ただ、数十年前に大きな地震があり、
家も店も壊滅し、
それで親戚を頼って関東へ来たと。
さらっと父から聞きました。
今になって、それをよく思い出すんです。
自分のルーツというか。
私は写真を撮るのが好きです。
見るのも好きです。
でも、よく振り返ってみると、
高校くらいの頃から「好き」と意識することもなく撮ってたなぁ…と。
二泊三日の修学旅行で
「一日1個使う!(^^)/」と友達に言いながら
“写るんです”を4個持参し、
京都・奈良の景色を写していたり。
高校でアルバイトしていた頃、
ディスカウントショップのチラシで
「目玉商品!」という数千円のフィルムカメラを見つけてGETし、
「このカメラ、横向きに写すのになんで縦に構えるんだろ~。でも一本のフィルムで倍撮れるみたい。ラッキー♪」
と思いながら、夏休み友達と遊ぶ時に持って行ったり。
(ハーフカメラを知らなかったのです^^; )
そんなノリでしたが、数年前に初めて大きめのコンデジを買い、それで撮った物を父に見せた時、
「この絵の切り方は親父の血だなー」と言われました。
祖父の写真は見たことがないので…。
どんな写真だったんだろ?
写真館なら、いろんな家族、人の節目の写真だったのかな。
それから。
もし、祖父が自分の写真を見てくれたら
何て言ってくれただろう。
そんなことを考えます。
学生時代の“写るんです”に代わって、今、活躍しているのがデジカメです。
父は三脚やフィルムカメラ、レンズ一式持ってました。
今となっては羨ましい(笑)
祖父が来てくれる時、いつもお土産で持ってきてくれてた最中、また食べたいなぁ。
あの駅に行けば…買えるかな。
いつかの夕焼け空。
お盆中天気がいまいちでしたね(>_<)
明日からも頑張りましょー(^^)/
不定期更新にも関わらず訪れて下さり、
ありがとうございます。
